ジュラシック・シティ(2001)

ジュラシック・シティ(2001) Movie: 1.5 out of 5 stars (1.5 / 5) 星1.5個

原題:Raptor

制作:2001年

監督:ジェイ・アンドリュース

脚本:ジェイ・アンドリュース

出演:エリック・ロバーツ、コービン・バーンセン

 

 

B級モンパ二ファンの方には非常に有名なロジャー・コーマンという人物がいますが、この作品はコーマンが制作という立場で関わっています。

 

今回はそんな「B級映画の帝王」が関わった「ジュラシック・シティ」をご紹介します。

ちなみに2014年にも同じ邦題「ジュラシック・シティ」が存在しますのでご注意ください。

 

それでは最後までご覧ください。

 

あらすじ

化石から採取したDNAを基に恐竜を再生し軍事的に利用しようとする驚愕のプロジェクト、ジュラシック計画。国防省と科学者たちが推し進めてきたその計画は十数年前に中止されていたが、現在でも一部の科学者たちが閉鎖された施設で秘密裏に研究を続けていた。しかし、恐竜が施設を脱走し街中はパニック状態に陥る。警察は施設への電力供給を止めるが、恐竜たちを囲っていたレーザーシールドが解除され、逆に恐竜たちが大都市で猛威を振るう危険性が・・・。事態を憂慮した国防省は海兵隊の出動を決断する。

 

ネタバレレビュー

 

冒頭パリピ達が山奥でイチャイチャしていると恐竜がいきなり出現し、パリピ達を一掃。

(血まみれに)

 

この事件に主人公の警官タナーを初め警官達も捜査に乗り出すが、動物の仕業ということまでしか断定できない。

 

またその頃、付近の研究所で恐竜が逃げてしまう事件が発生。

この研究所は内密に研究をしている模様で警察への報告は拒み研究所員だけで捜索することに。

 

冒頭の恐竜はここから逃げ出したんですね。

(今作のクズキャラで研究所長)

 

その後も被害者は増え続けてしまう。

(着ぐるみ感満載)

 

 

何とか事態を収集したい警官達。

(タナーの娘ローラは警察の事務として働く)

 

しかしここでタナーの娘ローラは年上の彼氏と行為に及ぶ。

これが非常に長い。

 

5分~10分はエロシーンが続きます。

 

長すぎでしょ!

 

さて話は戻り、もちろんB級モンパ二で行為に及ぶと死亡フラグ。

 

しっかりフラグは回収され、ローラの彼氏は死亡。

ローラはなんとか逃げ切るも大きな精神的ショックを受け、しばらく会話すらできない状態に。

 

とりあえず話は進み、タナーと相棒バーバラは研究所が怪しいと断定する。

 

タナーは電力会社に研究所の電気を指定した時間に止めることを依頼。

さらに研究所に訪れることにしたタナーとバーバラだが、あっさり所長の罠にハマり拘束・監禁されてしまう。

 

飛んだポンコツ警官です。

 

その後、指定した時間を迎え無事、研究所の電気は止まり監禁から脱出するが、恐竜も逃げ出してしまう。

(逃げ出した恐竜)

 

何も考えていない本当にポンコツ警官です。

 

後にこの研究所は元々は、国防省の恐竜を軍事目的で利用するための研究所だったが、この研究は中止になった模様。

しかし所長が無断で研究を継続しているとのこと。

 

とりあえず国防省がここにきて所長が無断で継続していること、死者が出ていることを見抜き、海兵隊を研究所へ送る。

 

海兵隊のお陰で何とか研究所から逃げ出す、研究所員&タナーとバーバラは脱出成功。

 

もちろん所長は喰われます。

(クズは喰われます)

 

しかし1頭の恐竜が逃げ出してしまいます。

 

何とか研究所の中に入れようとタナーが奮闘。

 

(エイリアン2意識してますねこれ)

 

タナーの奮闘により何とか研究所内に恐竜を入れることに成功。

 

そしてその後研究所はお決まりの爆破。

 

こうして一件落着。

 

総評

 

さすがコーマンですね!

ロクな映画を作りません!

ある意味期待を裏切らないといったところでしょうか。

 

肝心の恐竜は着ぐるみ丸出しでリアル感はゼロ。

捕食シーンもまともに移さない。

 

そのくせエロシーンはしっかり移す。

 

なかなか褒めるところが出てこない映画です。

 

でもまあこれよりもっと酷い映画山ほど見てますから・・・私は。

 

ちなみにこの映画調べてみると、コーマン制作の「ダイナソークライシス」という映画シリーズがあり、その映画のシーンをいくつか流用してるとのこと。

 

気が向いて相当暇な時にでもダイナソークライシスも見てみようと思います。

 

とりあえず今作はお勧めできませんので見る方はご注意を。

そして家族とは絶対に見ないでくださいね!