クラーケン

クラーケン Movie: 2 out of 5 stars (2 / 5) 星2個

原題:Eye of the beast

制作:2007年

監督:ゲイリー・イエイツ

脚本:マーク・マリン

出演:ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク,アレクサンドラ・カスティロ

 

皆さんクラーケンと聞くと「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのイメージがあるかもしれません。

パイレーツの2作目はクラーケンが主人公みたいなもんでしたからね。

 

さて今回ご紹介するのはそんなクラーケンが主人公で邦題がそのまま「クラーケン」な映画です。

 

それでは最後までご覧ください。

 

あらすじ

フェルズ島。調査に訪れた国立海洋機関のリーランド博士は、破壊された船の残骸と、犠牲者の遺体を発見する。遺体は無惨に食いちぎられ、巨大な吸盤の痕が残されていた。漁業監督官のカトリーナが語る、島に伝わる“クラーケン”の伝説。それは巨大なイカの化物で、彼女の父親はその犠牲になったという。被害が続出し、パニックに陥ったフェルズ島。化物退治を決意したリーランドたちは、沖に出て罠を仕掛ける。だが彼らの前に姿を現したのは、想像をはるかに超える巨大な怪物だった・・・・。

 

ネタバレレビュー

 

ボートでイチャイチャするカップルだったが、急に触手が現れ女性が犠牲になってしまう。

(バカップル)

 

漁業監督官のキャットはぽっちゃりの男性から妹が行方不明だから捜索してほしいと依頼を受ける。

(右が主人公キャット)

 

ちなみにこの妹というのが冒頭で襲われた女性だ。

 

時を同じくして、この島では海洋生物が減少していた。

この原因を調査するためリーランド博士は派遣されてきた。

 

博士はこの島の漁師ガンナーの船に乗り調査を開始する。

 

しかしそこで発見したのは船の残骸と漂流していた男性だった

(微かに生存してます)

 

この男性は冒頭で襲われた女性の彼氏だ。

 

男性は怪物に襲われたと言い残し低体温症で死んでしまう。

 

博士は船の残骸についた傷の跡とクラーケンの伝説を聞き、クラーケンの存在を信じることに。

またキャットは幼少期にクラーケンに父親が襲われ死んでしまった過去を持つ。

 

このため被害が拡大する前に全ての船を漁に出さないように命じる。

 

この島の経済は漁で成り立っているため漁師たちは大反発。

 

しかしガンナーがクラーケンを目撃したことでクラーケン退治に出る。

 

(クラーケンの足の一部)

 

ガンナー率いる漁師たちと、妹を殺されたぽっちゃり男性の先住民たち。

そしてキャットと博士が手を組むことに。

 

とりあえずガンナーの船と先住民の船で罠を仕掛け水面にクラーケンを出して動きを止めようという作戦に。

 

しかしガンナーの船は故障。

 

まあこの手の映画ではありがちですね。

 

先住民の船に乗り込むクラーケン。

 

ガンナーの船に乗っているキャットや博士は船が故障しているんで見ているだけ。

 

結局、先住民たちは全滅。

(先住民たちは犠牲に・・・)

 

作戦も失敗に終わり、新たなる作戦は槍に電気を流しクラーケンに槍をぶっ刺す作戦。

 

早速準備にかかるキャットたちだが、そこにクラーケン再び登場。

 

乗組員たちを次々捕える。

 

 

何とか準備が整ったところでクラーケンの全貌が映し出される。

(遂に登場!)

 

キャットは電気を流した槍をクラーケンの目にぶっ刺し退治成功。

 

最後はキャットと博士が結ばれハッピーエンド。

 

総評

クラーケンが出てきてもほとんど触手だけだし、モンパ二の代名詞の捕食シーンがないってのはインパクトに欠けます。

 

最後に全貌が出てきますが、あっさり殺されるし、殺され方も地味。

 

決して酷い映画ではないですが、見る必要もない映画でしょう。