ファングス

ファングス Movie: 3.5 out of 5 stars (3.5 / 5) 星3.5個

原題:Ratten-sie werden dich kriegen!

制作:2001年

監督:イョルク・リュードルフ

脚本:アレキサンダー・M・リューメリン

出演:アダム・オニール、ホーリー・レニングハム

 

モンパ二映画と言えばやはりアメリカ制作の映画が非常に多いのですが、今回はドイツ制作という珍しい映画「ファングス」をご紹介します。

 

それでは最後までご覧ください。

 

あらすじ

 

記録的な猛暑にあえぐ大都市。その地下では異常繁殖したネズミで埋め尽くされていた。

市の対策チームにより下水道の巣を焼き払われたネズミが、数百万匹もの群れとなり人々に襲い掛かる。街中で猛威をふるう伝染病。それもまたネズミによってもたらされた疫病だった。研修医カトリンの娘も発病。戒厳令が布かれた街の中、ネズミの毒に免疫を持つ人間の血清を探し求める。

 

ネタバレレビュー

 

ドイツの都市フランクフルトは、市長の政策に反対したゴミ収集業者がストを起こし仕事を放棄していた。

さらに2週間雨が降っておらず、猛暑というおまけつきだった。

 

もちろんこの状況なので衛生面はめちゃくちゃ。

 

ネズミがちらほら・・・。

 

防災特別チームのダブロックはパイロットとして活躍していた。

しかしある日子供を助けるため市を停電させてしまう。

 

その結果クビになってしまう。

(新しい職場はネズミ退治)

 

何とかネズミ退治の仕事を紹介してもらいしぶしぶ受けることに。

 

ネズミ退治チームはボスのディンター、巨体のべナード、元軍人のシュトゥッフ、おっさんのホンザの4人がいた。

ここでの仕事はフランクフルトの異常繁殖したネズミを退治することだった。

 

(病院にも出現)

 

 

市長はこの状況を打破するため、外国のゴミ収集業者を雇い、ディンターにネズミの駆除の早期解決を依頼する。

 

ディンター達は下水道に入り火炎放射器で駆除し始める。

しかし巣を荒らされたネズミは凶暴になり襲ってくる。

 

残念ながら巨体のべナードとボスのディンターが犠牲に・・・。

(ディンター~)

 

また病院で働く研修医カトリンは、アパートの管理人さんが不自然に死んだことに疑問を持ち検査すると、ネズミによる伝染病で死んだことを発見する。

 

その後、市長やカトリンの娘もネズミに嚙まれてしまう。

 

この伝染病を治すにも血清が無く悩むカトリン。

どうやらネズミに噛まれてから24時間以上生き延びてる人間が抗体を持っており、その人から血清を採取するしかない模様。

 

ここからはネズミ退治に奔走するダブロックと血清を探すカトリンが別々に頑張る。

 

ダブロックは外国のゴミ収集業者がゴミを回収したことで、ネズミが凶暴化したと推測する。

何とか一か所にネズミを集めるために、市長の秘書の力を借り豚肉を集め、ネズミをおびき寄せる。

 

秘書にもそんな力があるんですね。

 

しかしネズミは豚肉から離れて行ってしまう。

(ポンコツ秘書)

 

実はこの豚肉にはダイオキシンに汚染されているとのこと。

 

結局秘書の力なんてこんなものです・・・。

 

ダブロックは機転を利かし、1匹のネズミを捕まえ発信器を付けて巣の特定をすることに。

 

しかしその過程でダブロックはネズミに噛まれてしまう。

 

カトリンは市長が伝染病で死んでしまい、娘の命も間もなく尽きてしまうため焦る。

 

しかしカトリンの上司であるアルフレッドが感染しているにも関わらず、まだ生きていることが判明。

そうコイツが抗体を持っていたのです。

 

ということで何とか血清問題は解決。

 

後はネズミの駆除のみ。

 

ダブロックたちは発信器のお陰でネズミの巣を発見する。

 

元軍人のシュトゥッフが爆弾をささっと制作。

 

爆弾って簡単に作れるんですね・・・。

 

シュトゥッフが作った爆弾をネズミの巣に置き爆発させる作戦に。

 

ネズミの巣へはもちろん主人公のダブロックが行く。

 

普通に考えたらネズミに噛まれているダブロックが行くのはおかしいですがね・・・。

 

市長の秘書の案内の元何とかネズミの巣にたどりついたダブロック。

 

(いやいや繁殖しすぎ)

 

爆弾をセットしたダブロックだが、都合よく伝染病の症状が現れてふらふらの状態でなかなか脱出できない。

 

そしてお約束通り爆発1秒前に脱出成功!

 

(爆発!)

(建物も爆発!)

 

血清によりカトリンの娘もダブロックも無事元気に。

 

カトリンとダブロックも良い感じに。

 

最後は生き残ったネズミのアップのシーンが数秒続きエンドロールへ。

 

(この映像10秒くらい続きます)

 

総評

 

ドイツ産の映画ということで少し不安だったんですが、けっこうしっかり作られていました。

 

捕食シーンがないのでグロシーン期待の人は物足りないとは思いますが、ストーリーがそれなりにしっかりしておりテンポもいいので最後までそれなりに楽しむことができました。

 

ラストシーンんもこの手の映画は続編が無くても続編を匂わすような演出で、エンドロールへ行きますが、この作品しっかり続編が制作されています。

 

続編も後日レビューさせていただきます!

 

モンパ二ファンならそれなりに楽しめるかと思いますので、時間があるときにぜひご覧になってください。