アイスランド
アイスランド ★★★☆☆ 星3つ
原題:NEW ALCATRAZ
制作:2001年
監督:フィリップ・ロス
脚本:テリー・ニーシュ
出演:ディーン・ケイン,エリザベス・ラッキー
さていよいよ11月も下旬に差し掛かり冬本番になってきました。
こんな寒いシーズンにぴったりの映画が今回ご紹介する「アイスランド」です。
名前から寒そうですよね。
しかも邦題からは全く想像ができない“蛇映画”です。
それでは最後までご覧ください。
あらすじ
南極大陸、完全刑務所ニューアルカトラズ。地下2500mへの熱源確保掘削。それは、2000万年前の最悪の爬虫類を目覚めさせた。脱出不可能から生存不可能へそして人間はエサとなった。
ネタバレレビュー
南極に刑務所を建設すべく急ピッチで作業が進められていた。
どうやら予定より工事が遅れているらしく、刑務所長ははどりあえず問題が起きても作業を進めろの一点張り。
そして大きな岩が邪魔で掘削できずにいたが危険を犯しながらも爆破。
(1000万年前の岩を爆破した模様)
案の定、古代の生物「大蛇」が眠りから覚め作業員たちを襲い始めた。
(蛇登場)
そんな窮地に陥った刑務所を救い出すべく、精鋭部隊が南極に向かうことになった。
また、古生物学の博士で、今作の主人公であるトレントン博士と、その妻ジェシカも古生物の専門家ということで精鋭部隊と共に南極に向かった。
(新婚夫婦)
猛吹雪の中何とか目的地に着いたトレントン博士たち。
到着後、パイロットから燃料が凍り付くため12時間しか待てないと告げられる。
(猛吹雪で前が見えない)
そもそもこんな吹雪の中でどうやって燃料補給したんだか、、、
それは置いといて、12時間という決められた時間の中で刑務所の中に残った人たちを救出しなければならなくなった。
しかし被害者は増えるばかり。
精鋭部隊も全員殺されてしまい、さらにはトレントンの妻ジェシカも犠牲に。
気づけば残ったのは所長とトレントンのみに。
蛇に太刀打ちするには人が必要ということで、建設中にも関わらず、既に刑務所に収監されていた犯罪者たち5名を解放し協力することに。
(所長を説得中)
作戦会議の結果、熱パイプまで行って薄い地表を爆破して脱出することに決定。
とりあえず二手に分かれて熱パイプまで向かう。
(車を奪って一人で逃走する囚人)
もちろん逃走した囚人は蛇に殺され、車が爆破し、それに巻き込まれ所長も死亡。
そしてもう一つのグループに死んだと思われていたジェシカが遭遇。
(何とか生存していた模様。)
(食事中)
もう一つのグループも囚人2名が殺され、ジェシカと囚人たちのリーダー格ユーリの2名。
徐々に減っていく生存者だったが、何とかユーリとジェシカが脱出に成功。
女囚パトリシアが殺され一人になったトレントンもユーリの助けによって何とか脱出。
これで飛行機に乗って脱出成功!
かと思いきや、それなりに良くできているこの映画はここで終わりません。
何と飛行機に蛇がくっ付いてきました。
(飛行機に蛇の姿が、、、)
飛行機に入ってきた蛇を何とか外に出そうとするトレントンとユーリ。
ドアを開けユーリの頑張りにより何とか外に出すことに成功したがユーリが犠牲に。
結局トレントン夫婦だけが生き残るのであった。
総評
第一印象としてはそれなりに良くできているという印象。
蛇が出現した理由については無理やりなところがあったが、ストーリーもそれなりにできておりダラダラした印象は受けませんでした。
また囚人のリーダー格ユーリの存在も非常に良かった。
というか主人公以上に目立ってました!
最後犠牲になったのは残念ですが、、、
期待せずに見たら十分楽しめる映画ですので、ぜひ空いた時にご視聴ください!
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