ジュラシック・ブリーダー

2022年1月10日

ジュラシック・ブリーダー Movie: 2 out of 5 stars (2 / 5) 星2個

原題:Raptor Ranch

制作:2013年

監督:ダニー・ビショップ

脚本:ダニー・ビショップ

出演:ヤナ・メイション、ロレンツォ・ラマス

 

ジュラシック・ワールドシリーズの成功により、再び恐竜ブームが来ましたが、本作もしっかりそのブームに便乗した作品です。

ちなみに原題を日本語に訳すと「恐竜牧場」となります。

なぜこの邦題になったのかよくわかりませんが、今回ご紹介するのは「ジュラシック・ブリーダー」です。

 

それでは最後までご覧ください。

 

あらすじ

 

アメリカ・テキサス州郊外に位置する何もない町“フォッシルリッジ”。いつの日かこの田舎での生活から抜け出す事を夢見て日々を過ごしているアビー。しかし、亡き母の残した借金の肩代わりに、町のドライブイン&レストランでのバイト生活を強いられていた。

ある日、地元で謎の殺人事件が発生。遺体は、鋭利な刃物で切り刻まれたような不可解な損傷を受けていた。現地警察が動き出すが、原因は特定されず、秘密裏にFBIが調査に乗り出していた。町に流れる不穏な空気。そんな矢先、ドライブインに若者たちを乗せたガス欠の車がやってくるが、あいにくスタンドではガソリンを切らしていた。困り果てた若者たちを助けようと、アビーは、ガソリンをもらいに若者を引き連れ、町の外れの牧場へ向かう。しかし、その夜の田舎町は何かが違っていた。

そこには、アビー達をつけ狙う怪しい影が・・・。

(パッケージ解説文から引用)

 

ネタバレレビュー

 

物語は牧場から始まり、牧場を営むケイン博士は、牧場で恐竜を育てていた。

 

(名前はベスらしい)

 

もう既に意味わからない設定だが、とにかく牧場で恐竜を飼育しているのだ。

 

主人公のアビーは、ガソリンスタンド兼レストランのビリーの店で働くが、ビリーはとんでもなく変態で、アビーにセクシーな服を着させ働かせている。

 

普通なら一発でセクハラで訴えられるが、アビーの死んだ母がビリーから借金をしており肩代わりということで反抗できない模様。

 

そこにアホの男子大学生3人がやってくる。

 

(アホ丸出し)

 

ガス欠でやっとの思いでビリーの店までやってきたが、まさかの博士の買占めにより売り切れ。

 

また同じくしてこの町で変死体と、牛が大量に殺される事件が発生。

 

この事件を解決すべくFBIも動き出す。

 

とりあえずビリーの店に、アビーの他、ガス欠のアホ3人、車が故障した劇団員のアホ3人が集まった。

(アビー以外全員アホ)

 

アビーとアホ数名は博士の家にガソリンをもらいに行くが、博士は病に倒れ死亡。

 

その直後、恐竜たちが出現。

 

何とか逃げるアビー達。

 

しかし、アホ大学生3人組の1人のデブが間違って恐竜達の扉をオープン。

 

全ての恐竜が脱走。

 

(出撃!)

 

いらんことをしたデブはもちろん殺される。

 

アビーたちは博士の車を奪い何とか逃げるが、それを追った脱走した恐竜たちを町まで連れてくる結果に。

 

ビリーの店も襲われ、ビリーと劇団員のデブも殺される。

 

さらにバスの中でイチャイチャしていた所、劇団員のアホ1名も殺される。

(ガブり)

 

とにかく登場人物の知能が低すぎてこの時点で見るのが疲れてくる。

 

本当にアビーのみがまともで他の人物はどうかしてる。

薬キメてるんじゃないかという人物も・・・。

 

その間、恐竜たちが仲間割れで、都合よく残り1匹になります。

なんだかんだあってアホたちの生き残りは3名になり、廃墟に逃げ込む。

 

しかし薬キメてそうな女が踏み潰され死亡。

 

さらにアホの生き残りも2連続踏み潰しにあい死亡。

 

もう恐竜もお腹いっぱいなのか、食べることはしません。

 

踏み潰します。

 

さてこれでアビーと恐竜の一騎打ちに。

 

そして最後はもちろん爆発。

 

最後の一匹を倒し解決。

 

ここで存在を忘れていたFBIが登場して終了。

 

総評

 

前半から恐竜を惜しみなく出してくれるし、それなりにグロシーンもあるので悪くはないという印象。

 

しかしなんせ登場人物の知能が低すぎて感情移入ができないのが難点ですね。

後はFBIの使い方がもうちょっと何とかならなかったのか・・・。

 

アビーと協力して恐竜倒すとかアイデアはあったと思うんですが。

 

何かもう少しよくなりそうなのにもったいない映画でした。

 

まあ決して見れない映画ではないので、恐竜好きの方は是非ご覧ください。