アイス・コング

アイス・コング Movie: 0.5 out of 5 stars (0.5 / 5) 星0.5個

原題:THE ABOMINABLE

制作:2006年

監督:パトリック・ドナヒュー

脚本:ショーン・ドナヒュー

出演:ヘザー・デヴァン、ニック・オレフィス

 

モンパ二映画の中には、いわゆるB級以下のC級やZ級と言った映画が溢れ返っていますが、今作もこの中の一つ。

さて今回ご紹介するのは見るのがつらくなる映画「アイス・コング」です。

 

それでは最後までご覧ください。

 

あらすじ

 

イエティ、ビッグフット、サスクワッチ等と呼ばれ、世界各地で目撃される伝説の怪物、雪男。その存在を信じる野生動物カメラマンのジミーは有力な情報を手に入れ、遥か北極に遠征するが、二度と戻る事は無かった。その彼の死に疑問を抱いた一人娘のアリーは父の死の真相を探る為、北極へ向かうことを決意。そして危険な北極横断の最中、ついに伝説の巨大生物“アイスコング”に遭遇する!睡眠弾でアイスコングを眠らせた一行は、一儲けしようとアメリカ本国にアイスコングを運び込むが・・・

(パッケージ解説文から引用)

 

ネタバレレビュー

 

アリーは野生動物保護の活動をしており、密猟者である今作のクズキャラ・ジャコを追っていた。

 

アリーは何とかジャコが密猟している証拠を押さえようとするが、あと一歩のところで証拠を隠滅される。

 

(決して諦めないアリー)

 

一方アリーの父親であるジミーはカメラマンでアイス・コングの存在を信じていた。

いつかアイス・コングをカメラに収めることを夢見ていた。

 

そんなジミーはアイス・コングの有力な情報を得て、アラスカに向かうことになるが、この情報源はジャコ。

(悪そうな顔)

 

なぜジャコはジミーを必要としているのかよくわからないが、とにかくジミーたちは早速出航。

 

アリーも彼氏からジミーがジャコと共に出航したと聞き必死に止めようとするが時すでに遅し。

 

ジミーは船の中でジャコの企み(アイス・コングを捕獲すること)を知り、計画を失敗させるため船内で爆破!

 

ジミーの仲間死亡。

(爆破!)

 

このクソ爺最低です。簡単に仲間を犠牲にするなんて・・・。

 

案外ジャコ並みにクズですよ。

 

もちろんクズが生き残れるわけもなく、ジミーはジャコに殺され死亡。

 

そこにアリーがやってきて、ジャコに丸め込まれて、一緒にアラスカに向かうことに。

 

そもそも出航してたはずなのに、なぜ普通にアリーが船内に来れたんだという疑問は置いておく。

 

とりあえずアリー御一行はアラスカに到着。

 

(どう見ても背景壁紙です)

 

そして映画開始からまもなく1時間が経過しようかと言うときにようやくアイス・コング登場!

(お待たせいたしました!)

 

しかし数名を殺してあっさりジャコに捕まってしますアイス・コング。

 

そのまま船に乗せられ、アメリカ本国へ連れていかれることに。

 

アメリカについてからは暴れまわるアイス・コング。

(ヘリ撃墜!)

そしてそれを見て「ノー」と泣き叫ぶアリー。

 

これがしばらく続きます。

 

とにかくアイス・コングを助けたいアリーと殺したい世間、そしてなぜかアリーに恋したアイス・コング。

 

もう見るのが辛くなってきました。

 

後もう少しなんで頑張ります!

 

アリーはアイス・コングをアラスカに戻すため、アイス・コングの手の平に乗り、誘導します。

 

アイス・コングはアリーの言うことならなんでも言うことを聞きます。

 

人間の言葉が分かるのです。

 

そして緊迫感のないシーンが続き、最後はジャコが放った銃弾を食らい海の中に落ちてしまいます。

 

 

アリーは何とか助けられますが、アイス・コングは見つけられず。

 

自力でアラスカまで戻っていったのでしょう。

 

総評

 

この映画を早送りせずに集中して全編視聴できた人がいるなら私は尊敬します。

 

本当にそれくらい酷い映画です。

とにかく本気度が違う。

 

アラスカのシーンは全て壁紙で、背景が全く動かないのが違和感でしかない。

雪山にすら行けないのか・・・。

 

肝心のアイス・コングも完全に着ぐるみで動きも遅い。

 

とにかく褒めるところが一切ない映画でした。

 

星0.5評価ですがこれでも甘めに付けています(笑)