第97回箱根駅伝 戦力分析 ~東洋大学~

2020年12月28日

このブログでは第97回箱根駅伝の各チームの紹介や戦力分析を行っていきます!

ぜひ最後までご覧ください!

今回は15年連続シード獲得中の東洋大学です。

東洋大学の紹介

19年連続79回目の出場。

1887年創立で創部が1927年です。

82回大会から連続して15年連続でシードを獲得しています。

現在の出場校で15年連続は最多の数字です。

その期間総合優勝を4回達成しており、強豪校として他校を脅かす存在となっています。

そんな東洋大学を率いるのが酒井俊幸監督です。

現役時代は東洋大学で箱根駅伝に3回出場し、4年生の時には主将を務めました。

箱根駅伝での成績はパッとしませんでしたが、実業団に入ってから急成長し実業団駅伝では大活躍しました。

その後高校の陸上部顧問を経て32歳という若さで、2009年に現在の監督に就任しました。

就任後は選手の育成に力を発揮し、駅伝強豪校へと進化させました。

注目選手紹介

ここからは注目選手を紹介します!

西山和弥選手(4年)

東洋大学のエースです。

1年生から1区で箱根駅伝に出場し、何と区間賞を獲得し一躍その名を轟かせました。

そして驚くことに2年生時にも1区で区間賞を獲得しました。

しかし昨シーズンは三大駅伝全てで区間二桁と実力を発揮できませんでした。

今年は10000m28分03秒と自己ベストをマークし調子は上向いているはずです。

東洋大学としては西山選手の活躍なしには上位進出が厳しいだけに、一昨年までの輝きを再び見せて欲しいと思います。

宮下隼人選手(3年)

前回大会の5区で区間新記録をマークしました。

東洋大学の5区と言えば柏原選手が有名で4年連続で区間賞を獲得しました。

その柏原選手の姿を彷彿とさせる走りを見せてくれました。

今年も5区の区間賞候補筆頭です。

前回以上のタイムに期待です。

松山和希選手(1年)

東洋大学期待のルーキーです。

全日本ではエースが集まる2区で区間7位と好走しました。

主要区間での起用が有力で長い距離にどれだけ対応できるか注目です。

10000m持ちタイム

エントリー選手の1万メートルのタイムです。

名前学年10000mタイム
小田太賀429分09秒
西山和弥428分03秒
吉川洋次428分53秒
大澤駿429分16秒
野口英希428分56秒
蝦夷森章太329分46秒
宮下隼人328分37秒
腰塚遥人329分44秒
久保田悠月229分19秒
児玉悠輔229分56秒
清野太雅229分03秒
前田義弘229分14秒
佐藤真優129分24秒
九嶋恵舜129分05秒
松山和希128分50秒
村上太一129分26秒

12月10日にエントリー選手16人が発表されました!

この中から当日の出場者が決まります。

前回出場した及川選手や95回大会で5区を担当した田中選手がエントリーから外れました。

区間配置予想

さてここからは区間配置予想をしていきたいと思います。

1区松山

2区西山

3区吉川

4区前田

5区宮下

6区大澤

7区蝦夷森

8区佐藤

9区腰塚

10区野口

上記のメンバーと予想します。

1区は1年生松山選手。

西山選手を1年生時に1区で起用している酒井監督だけに力のある松山選手を1区で起用することは十分考えられます。

2区にエース西山選手。

3年連続1区を走っていますが今回はエースとして2区を担当してほしいです。

調子に波が激しい選手ですので本番にまでの調整をしっかりしてほしいと思います。

3区は吉川選手。

2年連続で3区を走っている吉川選手。

走りなれたコースだけに今まで以上の結果を残してほしいと思います。

4区は前田選手。

ここまで駅伝では外れなしと安定した走りをしています。

5区はもちろん宮下選手。

この区間でどれだけ順位を上げるか注目です。

6区に大澤選手。

3年連続で6区を担当した今西選手が卒業した穴は大きいですが、最上級生の大澤選手がこの穴を埋めたいところです。

7区には前回に引き続き蝦夷森選手。

前回は区間6位と優秀な成績を収めました。

前回以上の成績に期待です。

8区は1年生佐藤選手。

松山選手同様期待の1年生ランナーです。

箱根での経験を来年以降につなげて欲しいと思います。

9区は腰塚選手。

全日本では6区で区間5位と好成績を収めました。

復路のエース区間でどれだけ粘れるか注目です。

10区に野口選手。

最初で最後の箱根で持てる力をすべて発揮してほしいと思います。

まとめ

優勝候補とチームから比べると少し選手層が薄いですが、区間賞争いができる選手もいます。一人一人が粘りの走りを見せ、総合力で戦ってほしいと思います。

前回大会10位と84回大会以来の二桁順位でした。

悔しさが残る大会となってしまいましたので、今大会ではリベンジをしてほしいと思います。

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