第97回箱根駅伝 戦力分析 ~早稲田大学~
このブログでは第97回箱根駅伝の各チームの紹介や戦力分析を行っていきます!
ぜひ最後までご覧ください!
今回は名門校・早稲田大学です。
早稲田大学の紹介
45年連続90回目の出場。
創立は1882年で創部が1914年です。
出場回数90回というのは中央大学の94回に次ぐ数字となっています。
優勝回数13回も中央大学の14回に次ぐ数字で、初優勝は第3回大会でした。
第1回大会から参加しており駅伝ファンなら誰でも知っている名門校です。
そんな早稲田大学を率いるのが相楽豊監督です。
現役時代は早稲田大学で1年生から箱根駅伝に出場、4年生時には主将としてチームを引っ張りました。
そして現役引退後は2005年にコーチに就任し2015年から渡辺康幸氏から監督のバトンを渡されました。
就任してからは全ての大会でシード権を獲得しています。
しかし目標である優勝はまだ達成できていませんので、今大会こそは優勝を狙ってほしいと思います。
注目選手紹介
ここからは注目選手を紹介します!
中谷雄飛選手(3年)
早稲田大学のエースです。
12月4日に行われた日本選手権では27分54秒をマークしました。
1年生のころから注目はされていましたが、期待通りの成長を遂げており学生長距離界を引っ張る存在となりました。
今大会ではエース区間での区間記録更新に期待です。
太田直希選手(3年)
中谷選手と肩を並べるWエースの一人です。
12月4日の日本選手権では27分55秒をマークし早稲田旋風を巻き起こしました。
太田選手にも区間記録の更新を期待したいです。
井川龍人選手(2年)
前回大会では1年生ながら3区でデビュー。
しかし区間14位と悔しい思いをしました。
今大会は前回の雪辱に燃えます。
10000m持ちタイム
エントリー選手の1万メートルのタイムです。
名前 | 学年 | 10000mタイム |
宍倉健浩 | 4 | 28分16秒 |
吉田匠 | 4 | 29分58秒 |
中谷雄飛 | 3 | 27分54秒 |
太田直希 | 3 | 27分55秒 |
千明龍之佑 | 3 | 29分00秒 |
山口賢助 | 3 | 28分20秒 |
半澤黎斗 | 3 | 29分04秒 |
向井悠介 | 3 | 29分25秒 |
室伏祐吾 | 3 | 29分04秒 |
鈴木創士 | 2 | 28分40秒 |
井川龍人 | 2 | 28分12秒 |
小指卓也 | 2 | 29分42秒 |
諸富湧 | 1 | 14分25秒※5000m |
北村光 | 1 | 29分00秒 |
菖蒲敦司 | 1 | 28分58秒 |
辻文哉 | 1 | 29分08秒 |
12月10日にエントリー選手16人が発表されました!
この中から当日の出場者が決まります。
順当なメンバーがエントリーし、万全の体制で箱根に挑みます。
区間配置予想
さてここからは区間配置予想をしていきたいと思います。
1区井川
2区太田
3区辻
4区中谷
5区山口
6区菖蒲
7区宍倉
8区千明
9区鈴木
10区向井
上記のメンバーと予想します。
1区は井川選手。
1年生から駅伝経験豊富で、今年1年で急成長を遂げた選手です。
前回は3区を走っていますが、昨年の全日本では1区を経験しており適性では問題ありません。
2年連続で中谷選手が1区で好走しているだけにこの流れに乗ってほしいと思います。
2区太田選手。
10000m27分台を持つ選手です。
強力な留学生ランナーとの区間賞争いに注目です。
3区は1年生辻選手。
全日本では1区で区間6位と好走しました。
前後に太田選手、中谷選手がいる配置ではプレッシャーなく走ることができるでしょう。
4区に中谷選手。
こちらも10000m27分台を持っています。
太田選手がいるからこそ中谷選手を4区で起用することができます。
区間記録の更新に加えこの区間でトップに立つことも十分考えられます。
5区は山口選手。
なかなか山登りの適性のある選手を発掘できていない早稲田大学。
毎年、5区で順位を落としている傾向にあります。
山口選手は10000m28分20秒と非常にスピードのあるランナーです。
適性よりも走力重視にした起用です。
6区は菖蒲選手。
高校時代から注目されており、都道府県駅伝では区間賞争いの常連でした。
1年生の力で復路に良い流れを作って欲しいと思います。
7区は宍倉選手。
4年生のエントリーはわずか二人という中で最上級生の意地の走りに注目です。
8区に千明選手。
2年連続で箱根の往路を走っています。
3区での起用も考えられますが復路に残しておきたい選手でもあります。
9区は鈴木選手。
チームのエース格に成長しました。
復路のエース区間で存在感を示したいところです。
10区向井選手。
大学駅伝経験こそまだありませんが非常にスタミナのある選手です。
初めての箱根で結果を残してほしいと思います。
まとめ
太田選手、中谷選手の2枚看板が非常に強力な早稲田大学。
優勝候補にも挙げられており、今年は勝負の年となります。
まず往路で太田選手、中谷選手で良い流れを作りたいという展開になるでしょう。
5区の山登りで山口選手がはまれば往路優勝に近づきます。
近年で1番戦力が整っているだけに非常に注目のチームです。
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