第97回箱根駅伝 戦力分析 ~明治大学~

2020年12月28日

このブログでは第97回箱根駅伝の各チームの紹介や戦力分析を行っていきます!

ぜひ最後までご覧ください!

今回は伝統校である明治大学を取り上げます!

明治大学の紹介

3年連続62回目の出場。

創立は1881年で創部が1907年の歴史ある大学です。

第1回大会から出場しており、総合優勝7回を誇る伝統校です。

しかし近年はなかなか結果が出ず、94回大会では予選敗退と屈辱を味わいました。

そんな中、前回大会は6位に入り5年ぶりにシード権を獲得しました。

今シーズンは絶好調で全日本では優勝争いも演じました。

こんな明治大学を率いるのが山本佑樹監督です。

現役時代は日本大学で箱根駅伝にも出場しエースとして活躍しました。

前任者が日本大学の恩師である西弘美監督であったことから、2017年にコーチに就任し、翌年に監督に就任しました。

今年は山本監督史上、最高のチームに仕上がっていますので、采配にも注目です。

注目選手紹介

ここからは注目選手を紹介します!

小袖英人選手(4年)

経験が豊富で、実力のある主力選手です。

箱根駅伝には過去2回出走しています。

今大会では主要区間で起用されることが有力ですので、どれだけ他校のエース格と戦えるか注目です。

児玉真輝(1年生)

明治大学のスーパールーキーです。

今年の1年生は力のある選手が他校にもひしめき合っていますが、明治大学からはこの人です。

既に10000mの持ちタイムは28分22秒をマークしています。

箱根駅伝でもいきなり主要区間での起用が考えられるので非常に楽しみな存在です。

手嶋杏丞選手(3年生)

明治大学のエースです。

10000m28分台ランナーが多数いる明治大学の中でも一番の好タイムを持っています。

前回大会は3区で区間7位という成績を残しています。

今大会ではそれ以上の結果が求められます。

鈴木聖人選手(3年生)

1年生時から箱根を走っている実力者です。

前回は5区で区間5位とシード獲得の原動力となりました。

今大会でも5区での起用が有力視されます。

区間賞争いに加わってほしい存在です。

10000m持ちタイム

エントリー選手の1万メートルのタイムです。

名前学年10000mタイム
小袖英人428分29秒
長倉奨美428分36秒
村上純大428分40秒
大保海士428分40秒
樋口大介428分53秒
前田舜平429分03秒
手嶋杏丞328分17秒
鈴木聖人328分36秒
金橋圭佑328分56秒
丸山幸輝328分58秒
櫛田佳希228分19秒
加藤大誠229分08秒
漆畑瑠人228分53秒
小澤大輝228分38秒
富田峻平228分35秒
児玉真輝128分22秒

12月10日にエントリー選手16人が発表されました!

 

この中から当日の出場者が決まります。

 

故障者は出ておらず順当なメンバーが登録されました。

区間配置予想

さてここからは区間配置予想をしていきたいと思います。

1区児玉

2区手嶋

3区小袖

4区櫛田

5区鈴木

6区前田

7区大保

8区長倉

9区加藤

10区村上

上記のメンバーと予想します。

1区は1年生の児玉選手。

全日本では1区で区間5位と好走しました。

出遅れは禁物のため1区に各校共に主力選手を起用しますが、児玉選手は十分太刀打ちできる力を持っています。

2区は手嶋選手。

チームのエースとして花の2区を走ってほしいです。

強力な選手が揃う2区で区間一桁を狙ってほしいと思います。

3区に小袖選手。

2区に起用しても問題がない小袖選手ですが、3区に起用することで他の優勝候補と差を広げたいところです。

4区は櫛田選手。

前回大会は1年生ながら8区を走りました。

この1年で大きく成長しており、前回以上の記録が見込めます。

5区は鈴木選手。

前回大会も5区を走り区間5位で順位を上げる走りを見せてくれました。

実績があるので5区での起用はほぼ確実でしょう。

優勝するためにも前回以上の記録を期待したいです。

6区も経験者前田選手。

前田選手は2年連続で6区を担当しいずれも区間一桁と結果を残しています。

ここもほぼ確実に前田選手が起用されるでしょう。

7区は大保選手。

全日本では6区で区間2位と大きく順位を上げる走りをしました。

ベストな走りを見せれば区間賞も見えてきます。

8区に長倉選手。

ここまで駅伝での実績はありませんが、10000m28分36秒と力を持っています。

上級生として意地を見せたいところです。

9区に前回2区の加藤選手。

1年生ながら2区を走り区間10位とまずまずの成績を残したのが前回。

今回も2区でもいいですが、少し調子が上がっていないのと他の選手が成長しているのもあり9区と予想します。

10区は村上選手。

過去2年連続で9区を走っています。

今回も経験を考えて9区での起用も十分考えられますが、加藤選手と比べると、少し力が落ちるので10区と予想しました。

ほとんどの選手が10000m28分台とスピードのある選手が集まっている明治大学。

誰がどの区間を走っても区間上位を期待できるレベルです。

明治が優勝するためには、1区の児玉選手が上位で繋ぎ良い流れを作りたいところ。

往路は3位以内でゴールし復路の上級生たちで逆転を狙いたいところです。

まとめ

選手のレベルが非常に高く、3強に割って入る1番手でしょう。

青山学院大学の原監督も明治大学を優勝候補にあげています。

3強と並んで優勝争いを盛り上げて欲しいと思います。

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