第97回箱根駅伝 戦力分析 ~概要編~

2020年12月28日

このブログでは第97回箱根駅伝の各チームの紹介や戦力分析を行っていきます!

ぜひ最後までご覧ください!

まず概要から説明させていただきます。

今大会で97回目を迎える箱根駅伝は2021年1月2日、3日に行われます

2日に東京→箱根への往路。

3日に箱根→東京への復路。

全10区間で1~5区が往路。6~10区が復路で行われます。

各区間の距離は以下の通りとなっています。

1区21.3km
2区23.1km
3区21.4km
4区20.9km
5区20.8km
6区20.8km
7区21.3km
8区21.4km
9区23.1km
10区23.0km

2区はエース区間で毎年トップクラスのランナーが集結します。

また箱根駅伝の特徴でもある5区は、険しい山道を登っていく区間であり、5区のランナーを苦しめる一方、順位変動が非常に大きい区間で見ていて一番面白い区間と言えます。

また全区間20k/mを超える長丁場であり、選手のスピードだけでなくスタミナも試される駅伝です。

出場校は20校に関東学生連合(オープン参加)を加えた21チームで行われます。

前大会で10位以内に入った10校はシード権が与えられますので今大会の出場権を得ます。

10位以下のチームは予選会に回ることになります。

この予選会で上位10校に入ったチームが出場権を得ることになります。

今年はコロナウイルスの影響で開催が危ぶまれましたが、11月5日に関東学生陸上競技連盟が正式に開催すると発表がありました。

駅伝ファンからするとこの発表で一安心したのではないでしょうか。

一方で今後の感染状況や社会の変化などで大会を中止する可能性もあるとしています。

冬が始まり気温が下がってくることで、コロナウイルスの感染拡大が再び始まっていますので今後も油断を許さない状況です。

また毎年多くの選手たちを勇気づけてくれている沿道での応援も今年は自粛ということで例年とは違った駅伝になるのではないでしょうか。

さて早速ですが今大会の出場校を紹介します。

大学名出場回数前年順位予選会順位
青山学院大学13年連続 26回目1位シード
東海大学8年連続  48回目2位シード
國學院大學5年連続  14回目3位シード
帝京大学14年連続 22回目4位シード
東京国際大学4年連続  5回目5位シード
明治大学3年連続  62回目6位シード
早稲田大学45年連続 90回目7位シード
駒澤大学55年連続 55回目8位シード
創価大学2年連続  4回目9位シード
東洋大学19年連続 79回目10位シード
順天堂大学10年連続 62回目14位1位
中央大学4年連続  94回目12位2位
城西大学2年ぶり   16回目予選敗退3位
神奈川大学11年連続 52回目16位4位
国士館大学5年連続  49回目19位5位
日本体育大学73年連続 73回目17位6位
山梨学院大学2年ぶり   34回目予選敗退7位
法政大学6年連続  81回目15位8位
拓殖大学8年連続  42回目13位9位
専修大学7年ぶり   69回目予選敗退10位
関東学生連合 19位相当 

シード校10校に加え10月に行われた予選会を勝ち抜いた10校を加え今年の出場校が決まりました。

※10月に行われた予選会と各大学の戦力分析については別の記事で詳しく解説させていただきます!

城西大学と山梨学院大学が2年ぶりに箱根に復帰します!

さらに驚いたのが専修大学で、戦前は予選通過は厳しいという見方が多かったのですが、何と10位に滑り込み7年ぶりに出場を果たしました。

優勝経験もある名門なので非常に楽しみです。

一方、中央学院大学や日本大学といったところが予選敗退し、予選会の厳しさを痛感しました。

また予選敗退校の選手から成績上位の選手を集め関東学連選抜を結成し、オープン参加として出場します。

順位は付きませんが、新興大学としては新たな第一歩に繋がりますし、上級生にとっては最後の思い出となります。

過去には学生選抜チームが上位に入った年もあったので今回もどんな走りを見せてくれるか楽しみです。

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