第97回箱根駅伝 戦力分析 ~概要編~
このブログでは第97回箱根駅伝の各チームの紹介や戦力分析を行っていきます!
ぜひ最後までご覧ください!
まず概要から説明させていただきます。
今大会で97回目を迎える箱根駅伝は2021年1月2日、3日に行われます。
2日に東京→箱根への往路。
3日に箱根→東京への復路。
全10区間で1~5区が往路。6~10区が復路で行われます。
各区間の距離は以下の通りとなっています。
1区 | 21.3km |
2区 | 23.1km |
3区 | 21.4km |
4区 | 20.9km |
5区 | 20.8km |
6区 | 20.8km |
7区 | 21.3km |
8区 | 21.4km |
9区 | 23.1km |
10区 | 23.0km |
2区はエース区間で毎年トップクラスのランナーが集結します。
また箱根駅伝の特徴でもある5区は、険しい山道を登っていく区間であり、5区のランナーを苦しめる一方、順位変動が非常に大きい区間で見ていて一番面白い区間と言えます。
また全区間20k/mを超える長丁場であり、選手のスピードだけでなくスタミナも試される駅伝です。
出場校は20校に関東学生連合(オープン参加)を加えた21チームで行われます。
前大会で10位以内に入った10校はシード権が与えられますので今大会の出場権を得ます。
10位以下のチームは予選会に回ることになります。
この予選会で上位10校に入ったチームが出場権を得ることになります。
今年はコロナウイルスの影響で開催が危ぶまれましたが、11月5日に関東学生陸上競技連盟が正式に開催すると発表がありました。
駅伝ファンからするとこの発表で一安心したのではないでしょうか。
一方で今後の感染状況や社会の変化などで大会を中止する可能性もあるとしています。
冬が始まり気温が下がってくることで、コロナウイルスの感染拡大が再び始まっていますので今後も油断を許さない状況です。
また毎年多くの選手たちを勇気づけてくれている沿道での応援も今年は自粛ということで例年とは違った駅伝になるのではないでしょうか。
さて早速ですが今大会の出場校を紹介します。
大学名 | 出場回数 | 前年順位 | 予選会順位 |
青山学院大学 | 13年連続 26回目 | 1位 | シード |
東海大学 | 8年連続 48回目 | 2位 | シード |
國學院大學 | 5年連続 14回目 | 3位 | シード |
帝京大学 | 14年連続 22回目 | 4位 | シード |
東京国際大学 | 4年連続 5回目 | 5位 | シード |
明治大学 | 3年連続 62回目 | 6位 | シード |
早稲田大学 | 45年連続 90回目 | 7位 | シード |
駒澤大学 | 55年連続 55回目 | 8位 | シード |
創価大学 | 2年連続 4回目 | 9位 | シード |
東洋大学 | 19年連続 79回目 | 10位 | シード |
順天堂大学 | 10年連続 62回目 | 14位 | 1位 |
中央大学 | 4年連続 94回目 | 12位 | 2位 |
城西大学 | 2年ぶり 16回目 | 予選敗退 | 3位 |
神奈川大学 | 11年連続 52回目 | 16位 | 4位 |
国士館大学 | 5年連続 49回目 | 19位 | 5位 |
日本体育大学 | 73年連続 73回目 | 17位 | 6位 |
山梨学院大学 | 2年ぶり 34回目 | 予選敗退 | 7位 |
法政大学 | 6年連続 81回目 | 15位 | 8位 |
拓殖大学 | 8年連続 42回目 | 13位 | 9位 |
専修大学 | 7年ぶり 69回目 | 予選敗退 | 10位 |
関東学生連合 | 19位相当 |
シード校10校に加え10月に行われた予選会を勝ち抜いた10校を加え今年の出場校が決まりました。
※10月に行われた予選会と各大学の戦力分析については別の記事で詳しく解説させていただきます!
城西大学と山梨学院大学が2年ぶりに箱根に復帰します!
さらに驚いたのが専修大学で、戦前は予選通過は厳しいという見方が多かったのですが、何と10位に滑り込み7年ぶりに出場を果たしました。
優勝経験もある名門なので非常に楽しみです。
一方、中央学院大学や日本大学といったところが予選敗退し、予選会の厳しさを痛感しました。
また予選敗退校の選手から成績上位の選手を集め関東学連選抜を結成し、オープン参加として出場します。
順位は付きませんが、新興大学としては新たな第一歩に繋がりますし、上級生にとっては最後の思い出となります。
過去には学生選抜チームが上位に入った年もあったので今回もどんな走りを見せてくれるか楽しみです。
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