第97回箱根駅伝 戦力分析 ~帝京大学~
このブログでは第97回箱根駅伝の各チームの紹介や戦力分析を行っていきます!
ぜひ最後までご覧ください!
今回はファイヤレッド・帝京大学です。
帝京大学の紹介
14年連続22回目の出場。
1966年創立で創部が1979年です。
74回大会で初出場を果たすと2年後の76回大会では最高順位の総合4位と躍進しました。
近年では2年連続で5位以内と力を付けてきています。
そんな帝京大学を率いるのが中野孝行監督です。
現役時代は国士館大学で4年連続で箱根駅伝に出場。
実業団でも活躍し引退後は実業団の陸上部コーチに就任。
その後2005年に現在の帝京大学駅伝部監督に就任しました。
就任当初はなかなか結果が出ませんでしたが徐々に力を付けていき近年はシード常連校となりました。
注目選手紹介
ここからは注目選手を紹介します!
星岳選手(4年)
帝京大学のエースです。
95回大会では10区で区間賞を獲得しました。
前回大会ではエースが集まる2区で区間9位ながら67分台と好走しました。
今大会でも2区での起用が有力視されます。
小野寺悠選手(4年)
10000mでチーム2番目のタイムを持つ実力者です。
箱根では5区と1区を走っており経験豊かな選手です。
今年は何区で起用されるか注目です。
遠藤大地選手(3年)
2年連続で3区を経験しており、区間3位、区間2位と好走しています。
今年こそは区間賞を獲得して欲しいと思います。
10000m持ちタイム
エントリー選手の1万メートルのタイムです。
名前 | 学年 | 10000mタイム |
小野寺悠 | 4 | 28分30秒 |
山根昂希 | 4 | 29分47秒 |
鳥飼悠生 | 4 | 28分51秒 |
星岳 | 4 | 28分20秒 |
増田空 | 4 | 29分26秒 |
遠藤大地 | 3 | 28分34秒 |
寺島渓一 | 3 | 30分09秒 |
中村風馬 | 3 | 28分52秒 |
橋本尚斗 | 3 | 28分52秒 |
細谷翔馬 | 3 | 29分42秒 |
三原魁人 | 3 | 30分36秒 |
森田瑛介 | 3 | 30分32秒 |
新井大貴 | 2 | 30分35秒 |
北野開平 | 2 | 30分37秒 |
山田一輝 | 2 | 29分59秒 |
小野隆一朗 | 1 | 29分16秒 |
12月10日にエントリー選手16人が発表されました!
この中から当日の出場者が決まります。
故障者は出ておらず順当なメンバーが登録されました。
区間配置予想
さてここからは区間配置予想をしていきたいと思います。
1区増田
2区星
3区遠藤
4区中村
5区小野寺
6区橋本
7区小野
8区鳥飼
9区山根
10区細谷
上記のメンバーと予想します。
1区は増田選手
箱根駅伝での経験はありませんが今年の全日本では6区で区間3位と好走しました。
調子を上げてきており、実力も付いてきているので出遅れ禁物の1区ですが思い切っての起用も考えられます。
2区はエース星選手。
前回の走りを見ると安心して任せることができるでしょう。
前回よりも強敵が増えそうな2区ですが粘りの走りで1つでも上の順位で襷を渡して欲しいと思います。
3区は遠藤選手。
全日本では悔しい結果となりましたが、箱根に強い遠藤選手なので区間賞争いの走りに注目です。
4区に中村選手。
10000mの自己ベストは28分台に突入しました。
ここまで復路の経験しかないですが、主要区間での起用が見込まれます。
5区は小野寺選手。
95回大会では5区を担当しました。
しかし区間16位という結果に終わってしまいました。
実力が格段に上がっているので期待できます。
6区は橋本選手。
2年間6区を担当した島貫選手が卒業して誰に任すか悩みどころです。
橋本選手は28分台の力を持っており平地での起用も考えられますが、島貫選手の穴を埋めるためには実力がある選手を起用するべきでしょう。
7区に1年生小野選手。
1年生で唯一エントリーされました。
中野監督も期待しているでしょうから復路での起用が有力です。
8区に鳥飼選手。
過去2年連続で8区を担当しているのでコースは熟知しています。
帝京大学としてはこの区間で順位を上げたいところです。
9区は山根選手。
過去エントリーはされていましたが出場することはありませんでした。
今年こそは出場して今までの悔しさを晴らしたいでしょう。
10区は細谷選手。
全日本では最終8区を担当しました。
シード争いをしていましたが順位を上げる好走でシード権獲得に貢献しました。
箱根でも重要な最終区での活躍に注目です。
まとめ
毎年5区で苦しんでいる帝京大学。
なかなか山登りに適性のある選手を発掘できていません。
中野監督の選手起用にも注目です。
今年も目標の3位を狙って3強の一角を崩してほしいと思います。
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