ジュラシック・ツアーズ

2022年1月10日

ジュラシック・ツアーズ Movie: 2 out of 5 stars (2 / 5) 星2個

原題:JURASSIC HUNT

制作:2021年

監督:ハンク・ブラクスタン

脚本:ジャコビー・バンクロフト、ジェフリー・ギルス

出演:コートニー・ロギンス、ルーベン・プラ

 

1990年代ジュラシックパークが一世を風靡しました。時は流れ、ジュラシックワールドが制作されると、世の中のB級監督たちは、ジュラシック系のパロディ映画をこれでもかと作り始めました。

 

今回ご紹介するのは、そんなパロディの中でも2021年制作と非常に新しい映画「ジュラシック・ツアーズ」です。

 

それでは最後までご覧ください。

 

あらすじ

 

《ジュラシック・ハント》と呼ばれる、違法狩猟ツアー。12人のハンターが自然公園の保護区に侵入し、恐竜を狩りながらゴールを目指す。油断すれば自らが獲物となる、危険極まりないアミューズメントだ。参加者の1人、パーカーは政府の捜査官だった。狙いは、違法ツアーの黒幕を摘発すること。それを知った密猟組織は、暗殺部隊を送りこんでくる。パーカーは恐竜と戦い、敵を倒しながら、生き延びて脱出し真実を暴けるのか?

(アルバトロスHPより引用)

 

ネタバレレビュー

12名のハンター達はジュラシック・ハントという恐竜の密猟ツアーに参加していた。

 

このツアーはかなり制約があるらしく、ハンター達が場所の把握をしないため目隠しをして連れてこられる。

携帯も持ち込み禁止で、黙って携帯を持っていた老人は恐竜の餌に。

 

とにかく残りのハンター11名は恐竜ハントを楽しむことに。

 

早速、日が落ちると恐竜の群れに遭遇。

(静止画で見るとCGがマシ)

もちろんここで恐竜たちは人間を餌食にします。

 

しかし恐竜もそんなに強くなく拳銃でしっかり死にます。

 

まあしかし恐竜の大群に5名殺されます。

(残りは6名)

 

ハンター達の中にいる唯一の女性で今作の主人公パーカーは、密猟が目的ではなく、この密猟ツアーを告発するために参加。

(この眼鏡で撮影している模様)

 

(翼竜も出てきます)

しかし密猟ツアーの主催者リンドンは、パーカーの野望に気づき、パーカーの始末を試みる。

 

 

リンドンはハンター達に埋め込んだGPSチップを頼りにパーカーを追う。

パーカー達は何とかGPSを取り外すが次はドローンで追われることに。

 

しかし弓矢でドローン撃墜!

(弓矢ってのが良いですね)

 

とにかくここまでで生き残ってるのは3名のみ。

(この3人です)

 

さて何人生き残るのでしょうか。

パーカーたちは、リンドンの部下を利用し、何とか脱出しようと試みるがあえなく失敗。

 

弓矢の達人は恐竜に襲われ死亡。

 

パーカーと少しイケメンのヴァレンタインもリンドンに捕まってしまう。

 

そこに恐竜登場。

(ティラノサウルスも登場)

 

リンドンの手下を次々と喰っていくが、なかなか死なないリンドン。

パーカーはヴァレンタインが囮になっている隙に脱出。

 

そして遂にリンドンも恐竜の餌食に。

(ここまでよく頑張りました)

 

最後は死んだと思われていたヴァレンタインが何とか生き残っており、ハッピーエンド。

 

総評

まずCGが酷いです。

恐竜の動きがぎこちない。

捕食シーンや恐竜を殺すシーンも安っぽい演出で、グロさは一切ない。

 

ストーリーもどんな経緯で恐竜が生きているのかという説明も一切なし。

パーカーがどんな経緯で告発しようとしているのかも一切なし。

 

ここまで全く良いところなしですが、中盤は弓矢でドローンを撃墜させたり、面白くさせようとする工夫は見れました。

 

とはいえとにかく恐竜を見たいという人以外はお勧めできません。