アイス・スパイダー
アイス・スパイダー ★★☆☆☆ 星2つ
原題:ICE SPIDERS
制作:2007年
監督:ティボー・タカクス
脚本:レイモンド・G・イング
出演:トーマス・キャラブロ,ヴァネッサ・ウィリアムズ
さて今回ご紹介するのは
アイス・スパイダーです。
あらすじ
人里離れた雪山にあるスキー場で、元オリンピック選手のダッシュが何者かに食いちぎられた凄惨な死体を発見する。それは、近隣にある政府の遺伝子研究所で秘密裏に開発された新種の巨大蜘蛛たちが脱走したことを証明していた。この非常事態に気づいた人々は、ダッシュの指示の下、ロッジに隠れ救援を求める。しかし、この事件を隠蔽しようとする軍により、全てのライフラインは切断されていた。雪山という陸の孤島で、今、獰猛かつ驚異的な運動能力を獲得した巨大蜘蛛と人間との生き残りをかけた壮絶な闘いが始まる!
ネタバレレビュー
ハンター達は狩りのため雪山に来ていた。
そこで見たものはまさかの「蜘蛛」
(ほんとにありえないですね)
開始早々から姿を見せてくれてありがとうございます!
この後も出し惜しみを一切せずに姿を見せてくれます。
(もちろんCGは酷いですが、、、)
(さっそくガブり)
雪山には食われたハンター以外にもスキー客、スキー合宿のために来ていた部活チームやスキー場の管理人、元オリンピック選手でインストラクターのダッシュそれに近くにある研究所で働くサマーズ博士がいた。
(それなりにナイスガイのダッシュ)
(ダッシュはサマーズ博士がお好き)
その後冒頭で襲われたハンター達の捜索のため保安官とダッシュが向かう。
(ジャンピングからの捕食)
その頃、研究所に戻ったサマーズ博士は研究員が無残に殺されているのを発見する。なんとか生き残っている研究員から、エサが足りなかったため襲われたと聞く。
また研究していた蜘蛛が脱走していることに気づく。
サマーズ博士は至急軍に応援を依頼するが、研究所の所長がそれを邪魔する。
(今作のクズキャラです)
実は所長は金のため、より凶暴にするための遺伝子操作を行っていたのだ。
よくあるパターンです。
ダッシュもハンター達の死体を見つけ異常事態だと認識する。
また、一緒に来ていた保安官が目の前で蜘蛛に襲われたことから、スキー場に戻り蜘蛛の恐怖を知らせる。
こんな状況下でも所長は蜘蛛を殺さず捕獲しろと軍のメンバーに命令する。
こういうキャラ、モンパ二映画には必須です!
(これにはサマーズ博士も呆れ模様)
所長は蜘蛛は寒さに弱いからもう冬眠している、これ以上犠牲者は出ないと言い放つがそんなわけもなくどんどん犠牲者は増えていきます。
(こんなところにも蜘蛛が)
サマーズ博士もスキー場に合流し蜘蛛と戦う。
博士はなぜか周りの人に上から目線だが、所長と一緒に研究してたんだからあんたも加害者の一人だろとか思ってしまうがそれは置いておこう。
サマーズ博士から事情を聞いたダッシュは機密研究のため助けが来ないことを把握する。
(化石からDNAを採取して現代の蜘蛛に注入したらしい)
所長が成長を促していたことが発覚。
サマーズ博士もこれにはお手上げの模様。
ダッシュは、戦わずに、寒さで弱くなるのを待とうと提案するが、蜘蛛たちは新陳代謝が急激に発達し、寒さに対する持久力を手に入れてしまった。さらに食欲も旺盛になった蜘蛛と戦わなくてはならなくなってしまったダッシュ達。
その後無線で、軍とダッシュは蜘蛛達をスキー場に集めようと提案し、ダッシュは蜘蛛たちをスキー場に集める役を担う。
サマーズ博士の助言の元、熱と光(発煙筒)を持って蜘蛛たちをおびき寄せるダッシュ。
(何だこれ、、、)
この液体を蜘蛛に食べさせている間に眠らせるという作戦
どうしても所長は蜘蛛を殺したくないらしい。
人殺し蜘蛛を野放しにしとくことに対し反対するダッシュだが、所長はこの件はマスコミにも知られることはなく今後も研究を続けるといい放つ。
しかし直後、ダッシュの仲間が大砲を放ち爆発!
数匹の蜘蛛が死亡。
(やっぱり爆発は起こりますよね)
これに激怒した所長はダッシュや軍と揉み合いになった末、蜘蛛に食われて死亡。
(クズキャラ死亡)
その蜘蛛も軍が銃乱射で死亡。
残った1匹を処分しようとしたダッシュだがそこに警官?らしき人物が来てどこかに連れ去ってしまった。
総評
B級モンスターパニックの王道のような設定からの王道のようなストーリー。
目新しさは全くなくCGは酷い。
特筆した点は全くないのでどうしても暇な時にのみ鑑賞することをお勧めします。
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