第97回箱根駅伝 戦力分析 ~拓殖大学~

このブログでは第97回箱根駅伝の各チームの紹介や戦力分析を行っていきます!

ぜひ最後までご覧ください!

今回は予選会9位通過の拓殖大学です。

拓殖大学の紹介

8年連続42回目の出場です。

創立は1900年で創部が1919年です。

創立から100年以上経つ歴史ある大学です。

箱根では過去41回の出場でシード獲得が6回、過去最高が7位という成績にとどまっています。

そんな拓殖大学を率いるのが山下拓郎監督です。

山下監督は現役時代亜細亜大学の主力として総合優勝に貢献しました。

その後はマラソン選手としても活躍しました。

そして2019年から拓殖大学の監督に就任しました。

初めて指揮を執った今年の箱根では13位という成績に終わり、シードを逃してしまいました。

今大会で2回目となる箱根でまずはシードを獲得したいところです。

注目選手紹介

ここからは注目選手を紹介します!

ジョセフ・ラジニ選手(2年)

予選会個人トップの実力を持つ選手です。

前回大会では1年生ながら2区で66分18秒という素晴らしいタイムを叩き出しました。

今大会は相澤選手が出した区間記録の更新が期待されます。

石川佳樹選手(4年)

過去3大会箱根を経験している選手です。

特に前回の5区の経験は今年に活きるでしょう。

前回以上の記録に期待したいと思います。

吉原遼太郎選手(4年)

予選会ではチーム3位に入るなど62分台の記録を出しました。

今大会では区間一桁の走りをしてほしいと思います。

10000m持ちタイム

エントリー選手の1万メートルのタイムです。

名前学年10000mタイム
青柳拓郎429分30秒
石川佳樹429分16秒
吉原遼太郎428分56秒
新井遼平329分03秒
桐山剛330分03秒
合田椋328分58秒
児玉陸斗329分23秒
佐藤広夢329分18秒
竹蓋草太329分47秒
山崎晃志郎329分50秒
江口清洋229分25秒
工藤翼229分23秒
佐々木虎太郎229分27秒
関根大地229分47秒
吉村陸229分11秒
ジョセフ・ラジニ227分51秒

12月10日にエントリー選手16人が発表されました!

この中から当日の出場者が決まります。

前回、前々回出場の清水選手がエントリーから外れました。

区間配置予想

さてここからは区間配置予想をしていきたいと思います。

1区吉原

2区ラジニ

3区佐々木

4区新井

5区石川

6区竹蓋

7区児玉

8区吉村

9区桐山

10区合田

上記のメンバーと予想します。

1区は吉原選手。

2区のラジニ選手がいるためトップと1分差以内で襷を渡したいところです。

2区ラジニ選手。

区間賞の走りを見せれば2区終了地点でトップも夢ではありません。

3区は佐々木選手。

山下監督としてはこの人に結果を出してもらわないと困るでしょう。

今後の拓殖大学を引っ張っていく存在です。

4区は新井選手。

箱根経験はありませんが予選会チーム4位という成績を残しており10000mのタイムも28分台間近まできています。

主要区間でも戦える力は付いています。

5区は前回に引き続き石川選手。

区間11位と前回は健闘しました。

今回は区間一桁を目指し走ってほしいと思います。

6区は竹蓋選手。

前回は1区でしたが区間17位と出遅れの原因を作ってしまいました。

復路の1区でリベンジしてほしいとおもいます。

7区に児玉選手。

前回も7区を走っており経験があります。

順位を押し上げる走りに期待です。

8区は吉村選手。

力のある2年生が多い中で10000mのタイムは一番早いタイムを持っています。

まずは復路で存在感を見せて欲しいと思います。

9区は予選会チーム2位の桐山選手。

10000mのタイムでは目立った成績が残っていませんが、実力はある選手です。

区間上位の走りも期待できます。

10区は合田選手。

10000mではチーム3番目のタイムを持っています。

長距離にも対応できるか注目です。

まとめ

まず今年はシード権獲得が第一の目標になるでしょう。

3区と4区でラジニ選手が稼いだ貯金をしっかり守ることができれば、5区の石川選手はある程度の記録は計算できるので往路上位でのゴールもありえる戦力です。

この貯金を復路で守り続けシードを獲得したいというところです。

2年生に力のある選手が多いので2年後には過去最高順位の更新もありえる若いチームです。

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