第97回箱根駅伝 戦力分析 ~山梨学院大学~
このブログでは第97回箱根駅伝の各チームの紹介や戦力分析を行っていきます!
ぜひ最後までご覧ください!
今回は前回初出場以来始めて出場を逃した山梨学院大学です。
山梨学院大学の紹介
2年ぶり34回目の出場
創立が1946年で創部が1977年です。
第63回大会に初出場を果たすとわずか5年後に総合優勝を果たしました。
山梨学院大学と言えば留学生ランナーの先駆者として、箱根駅伝のレベルアップに貢献してきました。
これまでオツオリ氏やモグス氏など強力な留学生ランナーが、日本人ランナーに刺激を与えてきました。
しかし前回大会は初出場から続けていた連続出場を逃すなど厳しい現状です。
そんな山梨学院大学を率いるのが飯島理彰監督です。
飯島監督は2000年から山梨学院大学のコーチに就任し、上田前監督を支えてきました。
そして2019年から監督に就任しました。
初めての指揮を執った前回はまさかの予選落ちと屈辱の結果となりました。
今大会では復活への第一歩を歩み出してほしいと思います。
注目選手紹介
ここからは注目選手を紹介します!
森山真伍選手(4年)
エースで主将の大黒柱です。
10000mではチーム日本人トップの成績を残しています。
エース区間での起用が濃厚なだけにチーム浮上のカギを握ります。
ポール・オニエゴ選手(3年)
ムルア選手がいれば出番がなかったかもしれませんが、コンディション不良でエントリーから外れたためオニエゴ選手にかかる期待は大きくなりました。
存在感を示してほしいと思います。
瀬戸祐希選手(4年)
予選会チーム3位、全日本では1区で区間8位ながらトップとは僅差の成績でした。
調子の上げている選手だけに本戦での走りにも注目です。
10000m持ちタイム
エントリー選手の1万メートルのタイムです。
名前 | 学年 | 10000mタイム |
荒井祐人 | 4 | 30分00秒 |
遠藤悠紀 | 4 | 28分58秒 |
瀬戸祐希 | 4 | 29分17秒 |
日影優哉 | 4 | 29分24秒 |
森山真伍 | 4 | 28分28秒 |
坪井海門 | 3 | 29分12秒 |
松倉唯斗 | 3 | 29分10秒 |
矢島洸一 | 3 | 29分58秒 |
渡邊晶紀 | 3 | 29分37秒 |
ポール・オニエゴ | 3 | 28分30秒 |
伊東大暉 | 2 | 29分35秒 |
木山達哉 | 2 | 29分37秒 |
篠原楓 | 2 | 29分47秒 |
星野一平 | 2 | 29分48秒 |
島津裕太 | 1 | 29分47秒 |
新本駿 | 1 | 29分17秒 |
12月10日にエントリー選手16人が発表されました!
この中から当日の出場者が決まります。
チーム№1の成績を持つムルア選手が外れたのは非常に痛いところです。
区間配置予想
さてここからは区間配置予想をしていきたいと思います。
1区瀬戸
2区森山
3区オニエゴ
4区遠藤
5区松倉
6区日影
7区新本
8区篠原
9区坪井
10区荒井
上記のメンバーと予想します。
1区は瀬戸選手。
全日本のレベルの高かった1区で対応できたので箱根でも期待ができます。
2区にエース森山選手。
他校のエースとの対決に注目です。
3区はオニエゴ選手。
爆発力のある選手ではありませんが、入学時に比べると非常に成長しました。
予選会でもチームトップで通過するなどムルア選手に負けない成績を残しています。
区間賞争いに絡んでほしいと思います。
4区は遠藤選手。
予選会、全日本での出場はありませんが10000m28分台の力があります。
区間上位での走りに期待です。
5区に松倉選手。
森山選手が抜けた来年以降チームのエースになってほしい選手です。
予選会ではチーム2位と長距離に対応できるところを見せました。
山登りでの適性に注目です。
6区は日影選手。
着実に力をつけてきた選手です。
最後の箱根で好走してほしいと思います。
7区は1年生新本選手。
山梨学院期待のルーキーです。
往路に起用しても戦える実力はありますが、まずは7区辺りからデビューさせたいところです。
8区は篠原選手。
来年以降に活きる経験をしてほしい選手です。
9区は坪井選手。
スタミナがあり長距離で結果を残す選手です。
シード獲得のためにも区間上位での走りが求められます。
10区は荒井選手。
最初で最後の箱根でチームに貢献する走りをしてほしいと思います。
まとめ
前回はまさかの予選敗退となった山梨学院大学。
しかし森山選手を中心に各個人がレベルアップし1年で箱根に戻ってきました。
今大会では森山選手、オニエゴ選手で上位につけ何とかシード権争いに加わりたいところです。
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