第97回箱根駅伝 戦力分析 ～城西大学～
このブログでは第97回箱根駅伝の各チームの紹介や戦力分析を行っていきます！
ぜひ最後までご覧ください！
今回は２年ぶりの出場・城西大学です。
城西大学の紹介
２年ぶり16回目の出場です。
創立は1965年で駅伝部が創部されたのが2001年です。
城西大学の駅伝での歴史は浅く21世紀に入ってからの物です。
2001年に創部されるとその後３年後の2004年80回大会で箱根初出場を果たします。
そこからは連続出場を続けます。
本戦での戦いぶりでは82回大会から84回大会まで３年連続で11位と惜しくもシードを逃すという悔しい結果を残しています。
また85回大会からでは途中棄権となかなか結果が残りませんでした。
しかしその翌年の86回大会で６位と躍進し大学史上初のシードを獲得しました。
そんな城西大学を率いるのが櫛部静二監督です。
櫛部監督は現役時代早稲田大学で総合優勝に貢献するなど実績を残しました。
その後、現役を続けながらも城西大学のコーチに就任するという二足の草鞋を履きました。
そして2009年に現在の監督に就任しました。
前回はまさかの予選落ちで涙をのみました。
今回は強力な三本柱で少しでも上位を脅かしてほしいと思います。
注目選手紹介
ここからは注目選手を紹介します！
菊池駿弥選手（４年）
三本柱の一人でチームのエースです。
予選会ではチームトップの８位。
全日本では２区で区間２位と素晴らしい成績を残しています。
箱根本戦では２区で日本人トップを狙います。
砂岡拓磨選手（３年）
三本柱の一人で予選会チーム２位の選手です。
全日本では１区で区間２位とこちらも好走しました。
箱根でも１区での起用が有力です。
区間賞争いに注目です。
菅原伊織選手（４年）
三本柱の一人で予選会ではチーム３位でした。
全日本では３区で13位と順位を下げてしまいました。
箱根では区間上位の走りが求められます。
10000ｍ持ちタイム
エントリー選手の１万メートルのタイムです。
| 名前 | 学年 | 10000ｍタイム |
| 梶川由稀 | 4 | 29分15秒 |
| 菊池駿弥 | 4 | 28分08秒 |
| 貴田勇斗 | 4 | 29分34秒 |
| 雲井峻太 | 4 | 29分24秒 |
| 菅原伊織 | 4 | 28分31秒 |
| 砂岡拓磨 | 3 | 28分24秒 |
| 宮下璃久 | 3 | 29分18秒 |
| 熊谷奨 | 2 | 29分46秒 |
| 小島拓 | 2 | 29分51秒 |
| 藤井正斗 | 2 | 29分36秒 |
| 新井颯人 | 1 | 29分49秒 |
| 野村颯斗 | 1 | 29分39秒 |
| 堀越大地 | 1 | 29分54秒 |
| 山中秀真 | 1 | 29分37秒 |
| 山本樹 | 1 | 29分54秒 |
| 山本唯翔 | 1 | 29分42秒 |
12月10日にエントリー選手16人が発表されました！
この中から当日の出場者が決まります。
数少ない箱根経験者の松尾選手、大里選手が外れてしまいました。
区間配置予想
さてここからは区間配置予想をしていきたいと思います。
１区砂岡
２区菊池
３区菅原
４区山本唯
５区雲井
６区山本樹
７区藤井
８区宮下
９区梶川
10区野村
上記のメンバーと予想します。
１区は砂岡選手。
今大会での１区は非常にレベルの高い戦いが予想されます。
その中でも区間賞を獲得する力を持っている選手です。
２区にはエース菊池選手。
砂岡選手、菊池選手で２区終了地点で５位以内にはつけたいところです。
３区は菅原選手。
実力通りの走りを見せれば区間賞も見えてきます。
４区に山本唯翔選手。
１年生が多くエントリーされている城西大学ですがその中でも期待値が高い選手です。
予選会ではチーム７位で63分28秒という数字でした。
本戦での走りに注目です。
５区は雲井選手。
菊池選手と雲井選手以外経験者がいないチームにとっては貴重な存在です。
６区は山本樹選手。
予選会、全日本それぞれ出場している期待の１年生です。
区間一桁を目標にチームに貢献してほしいと思います。
７区は藤井選手。
予選会ではチーム５位の65位と好走しました。
全日本で結果を残せなかったので、箱根では少しでも順位を上げる走りをしてほしいと思います。
８区は宮下選手。
来年以降砂岡選手とチームを引っ張っていく存在です。
結果を残しておきたいところです。
９区は梶川選手。
予選会では好走しましたが全日本では最終８区で区間23位と散々な結果に終わってしまいました。
何とかリベンジしたいという気持ちは強いでしょう。
10区に１年生野村選手。
レース展開によれば荷が重くなるかもしれませんが、来年以降に繋がる走りを見せて欲しいと思います。
まとめ
予選会は３位通過と見事な走りを見せました。
特に三本柱の三人は非常に力を持っています。
全日本同様１～３区に起用し上位を伺うでしょう。
問題はそこから他の選手でどれだけ粘れるかというところです。
何とかシード権獲得に向けて、下級生の頑張りに注目です。
