第97回箱根駅伝 戦力分析 ~中央大学~
このブログでは第97回箱根駅伝の各チームの紹介や戦力分析を行っていきます!
ぜひ最後までご覧ください!
今回は伝統校・中央大学です。
中央大学の紹介
4年連続94回目の出場です。
創立は1885年で創部が1920年です。
出場回数、総合優勝回数はいずれもトップの数字です。
箱根駅伝には第2回大会から出場しており、7回大会に初優勝を飾っています。
今回で97回目を迎える箱根駅伝ですが、94回目の出場と今までで出場を逃したのはわずか3回だけとなります。
こんな超名門校を率いるのが藤原正和監督です。
藤原監督は現役時代中央大学の主力として5区や2区で活躍しました。
実業団に進んでからはマラソンで有名になり2010年の東京マラソンでは優勝を果たしています。
その後も世界陸上などの世界大会にも出場し活躍しました。
2016年に現役を引退後、中央大学の陸上部駅伝監督に就任しました。
しかし93回大会では予選会敗退で、87年連続で出場していた記録を閉ざしてしまいました。
88回大会以来シードから遠ざかっているチームをどう立て直していくか注目です。
注目選手紹介
ここからは注目選手を紹介します!
吉居大和選手(1年)
1年生ながら予選会チームトップ、10000mの持ちタイムもチームトップのエースです。
主要区間での起用が有力視され、他校のエースと戦うことになりますが区間賞を目指してほしいと思います。
森凪也選手(3年)
昨年と比較して大きく成長しチームの主力となりました。
前回は復路を走っていますが、今大会では往路での起用が濃厚です。
チームに流れを呼び込む走りに注目です。
三浦拓朗選手(3年)
10000mの持ちタイムは吉居選手に次ぐ2番目のタイムを持っています。
予選会でも25位と好走しました。
前回は3区で順位を上げる走りをしているだけに今回も3区で前回以上の記録に期待です。
10000m持ちタイム
エントリー選手の1万メートルのタイムです。
名前 | 学年 | 10000mタイム |
池田勘汰 | 4 | 29分06秒 |
畝拓夢 | 4 | 29分18秒 |
加井虎造 | 4 | 29分08秒 |
川崎新太郎 | 4 | 29分08秒 |
三須建之介 | 4 | 28分36秒 |
井上大輝 | 3 | 28分47秒 |
手島駿 | 3 | 29分08秒 |
三浦拓朗 | 3 | 28分20秒 |
森凪也 | 3 | 28分22秒 |
助川拓海 | 2 | 28分49秒 |
千守倫央 | 2 | 28分15秒 |
中澤雄大 | 2 | 29分00秒 |
若林陽大 | 2 | 29分26秒 |
伊東大翔 | 1 | 28分59秒 |
園木大斗 | 1 | 29分06秒 |
吉居大和 | 1 | 28分08秒 |
12月10日にエントリー選手16人が発表されました!
この中から当日の出場者が決まります。
10000m28分台を持ち、出場有力とされていた大森選手が外れました。
区間配置予想
さてここからは区間配置予想をしていきたいと思います。
1区吉居
2区森
3区三浦
4区三須
5区畝
6区若林
7区池田
8区手島
9区千守
10区川崎
上記メンバーと予想します。
まず1区は吉居選手。
ライバルの順天堂大学の三浦選手が1区での起用がほぼ確実となっています。
予選会で負けた悔しさを晴らしたい気持ちが大きいでしょう。
2区は森選手。
強力なランナーが多数起用される2区でどれだけ粘れるかがカギとなります。
3区は三浦選手。
前回3区を走っており経験があります。
同じく経験のある三須選手もいますが、成績としては三浦選手の方が良かったため、三浦選手を起用と予想します。
4区に三須選手。
95回大会で3区で出場しましたが順位を大きく下げてしまい、前回大会は出場することができませんでした。
今年をリベンジに燃えます。
5区は畝選手。
過去2回5区を走っている経験者です。
自己最高のタイムでチームの順位を押し上げてゴールしてほしいと思います。
6区に2年連続で若林選手。
前回は1年生ながら区間10位とまずまずの成績を収めました。
今年は更なる上積みが期待されます。
7区は池田選手。
3年連続箱根を経験している中心選手です。
シード獲得のためにも重要な区間となります。
8区は手島選手。
予選会ではチーム内7位と貢献しました。
調子を上げている選手なので期待です。
9区に千守選手。
前回は1年生ながら1区を走りました。
今年は大きく成長し10000mのタイムも学生トップクラスまで上がりました。
コンディションが心配なため9区での起用と予想しますが、力でいえば2区でも十分戦える力を持っています。
10区は川崎選手。
前回は2区を走りました。
川崎選手を10区を走ることになれば区間賞候補となります。
まとめ
まずはシードを獲得したい中央大学。
今シーズンは多くの選手が自己ベストを更新し、10000mの平均値でいえば優勝候補のチームとも大差はありません。
吉居選手が良い流れを作り
上位でレースを進める展開に持っていきたいでしょう。
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