第97回箱根駅伝 戦力分析 ~順天堂大学~

2020年12月28日

このブログでは第97回箱根駅伝の各チームの紹介や戦力分析を行っていきます!

ぜひ最後までご覧ください!

今回は予選会で圧倒的な力を見せた順天堂大学です。

順天堂大学紹介

10年連続62回目の出場です。

創立が1838年で1952年に創部されました。

学校の歴史は1838年と非常に歴史のある学校です。

箱根初出場は第34回大会で、それ以降は毎年のように出場し常連校となりました。

初出場からしばらくはなかなか上位進出できませんでしたが、第42回大会で初優勝を飾りました。

近年はシード争いに絡むことはあっても優勝争いに絡むことは出来ていません。

そんな順天堂大学を率いるのが長門俊介監督です。

長門監督は現役時代順天堂大学のエースとして活躍。

4年間すべてで9区を走り4年生時には総合優勝に貢献しました。

大学卒業後は実業団で活躍しました。

現役引退後の2011年に順天堂大学の駅伝部コーチに就任し、2016年に31歳という若さで監督に就任しました。

若いながら塩尻選手を育成するなど指導力には定評があります。

また今年はスーパールーキーの三浦選手が入学してきました。

どんな選手に育て上げるかに注目です。

注目選手紹介

ここからは注目選手を紹介します!

三浦龍司選手(1年)

非常に注目度の高い1年生ランナーです。

駅伝での活躍が注目されていますが実は3000m障害がメインの選手で、同じく3000m障害がメインだった塩尻選手に憧れて順天堂大学への進学を選んだそうです。

しかし塩尻選手同様、長距離でも結果を残しており、箱根予選会では総合5位で日本人トップでゴール。

全日本の1区では区間新記録を樹立と華やかな大学駅伝デビューを飾っています。

今大会でも区間記録が期待されます。

野村優作選手(2年)

予選会では三浦選手に次ぐチーム2位でゴールしました。

昨年から力はありましたが今年は一回り成長しチームの主力となりました。

本戦では主要区間での起用が有力視されます。

清水颯大選手(4年)

3年連続で箱根に出場している経験豊かな選手です。

ここまで箱根での結果は出ていませんでしたが、今年は自己ベストを更新するなど順調に調整が進んでいます。

下級生が目立つ順天堂大学ですが上級生の力にも注目です。

10000m持ちタイム

エントリー選手の1万メートルのタイムです。

名前学年10000mタイム
清水颯大428分39秒
原田宗広428分56秒
真砂春希429分27秒
矢野直幹429分36秒
小島優作328分55秒
近藤亮太329分13秒
鈴木尚輝328分46秒
津田将希329分17秒
人見隆之329分06秒
牧瀬圭斗328分45秒
吉岡智輝328分59秒
伊豫田達哉228分39秒
西澤侑真229分11秒
野村優作228分43秒
石井一希128分58秒
三浦龍司113分51秒※5000m

12月10日にエントリー選手16人が発表されました!

この中から当日の出場者が決まります。

主力で経験者の野口選手、澤藤選手が外れました。

区間配置予想

さてここからは区間配置予想をしていきたいと思います。

1区三浦

2区野村

3区清水

4区西澤

5区真砂

6区原田

7区伊豫田

8区牧瀬

9区石井

10区鈴木

上記のメンバーと予想します。

1区に三浦選手

何区でも対応できる能力を持っていますが、まずは全日本同様チームに勢いを付けるために1区に起用と予想します。

2区は野村選手。

勢いのある選手ですので三浦選手から受け取った流れを力に変える走りに期待です。

3区は清水選手。

2大会連続で6区に起用されていますが、平地でも十分戦える力が付いているので、重要区間の3区での起用と予想します。

4区は西澤選手。

順天堂大学は2年生に力のある選手が非常に多いですが、その中でも昨年から1番期待されていた選手です。

今大会は往路での走りに期待です。

5区は2年連続で真砂選手。

前回は区間14位と期待に応えることはできませんでした。

今大会では区間一桁を目指したいところです。

6区は原田選手。

毎年6区に苦しんでいる順天堂大学。

原田選手は前回1区を担当している主力選手です。

なんとか区間一桁を目指してほしいと思います。

7区に伊豫田選手。

全日本では三浦選手からトップで襷を受けた物の大きく順位を落としてしまいました。

悔しさを箱根で晴らしてほしいと思います。

8区は牧瀬選手。

10000mの持ちタイムはチームでもトップクラスの数字です。

シード権獲得のためにも区間上位が期待されます。

9区には1年生石井選手。

三浦選手同様力のある1年生ランナーです。

いきなり復路のエース区間での起用は荷が重いかもしれませんが、十分実力がある選手なのでどんな走りを見せてくれるか注目です。

10区は鈴木選手。

スピードのある選手です。

展開によればラストスパートの勝負になることもある10区なので鈴木選手は適任ではないでしょうか。

まとめ

予選会では史上最高タイムを叩き出し、完勝した順天堂大学。

シード権獲得はもちろんのことながら5強の一角を崩してもおかしくない戦力が整っています。

そのためにも往路でどれだけ上位に食い込めるかがカギになります。

若い選手が非常に多いチームだけに来年以降は優勝を争えるようなチームになってほしいと思います。

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