T-レックス

T-レックス Movie: 2.5 out of 5 stars (2.5 / 5) 星2.5個

原題:THE Eden Formula

制作:2006年

監督:ジョン・カール・ビュークラー

制作:ロジャー・コーマン

出演:ジェフ・フェイヒー、トニー・トッド

 

以前に「ダイナソー・クライシス」や「ジュラシック・シティ」といった恐竜映画をご紹介しましたが、今回も恐竜映画、それも今回もロジャー・コーマン制作の作品です。

 

使いまわしの映像が結構出てくる辺りさすがコーマンだなと感じます。

 

それでは「Tーレックス」最後までご覧ください。

 

あらすじ

 

大手企業「カルゴリン社」は、遠い昔に絶滅した恐竜「ティラノサウルス」を遺伝子操作によって蘇らせることに成功。「ヤツを創造したことで、万物創世の可能性を証明した」そう言い放つ研究チーム。そんな矢先に、ヤツが極秘で飼育されている研究所に、産業スパイ集団が押し入る。狙いは恐竜を蘇らせた張本人パーカー博士の研究レポート。スパイ集団は潜入するために、コンピューターで管理されている研究所のセキュリティシステムを解除してしまった・・・。しかしそれが悪夢のはしまりだった・ヤツを閉じ込める頑丈なセキュリティも一緒に解除されてしまったのだ。今、ヤツが一億年におよぶ沈黙を破り、大都会で雄叫びをあげる!

 

ネタバレレビュー

 

大都会にある研究所にある男が訪ねてくる。

この男は早速警備員を撃ち殺す。

 

すると後ろから仲間が続々と研究所に入っていく。

 

こいつらは産業スパイだ。

(スパイ集団のボス)

 

その頃研究所の中では、男性博士のパーカーと女博士のエミリーが怪しげな会話をしてい

た。

 

どうやらこの二人会社の命令でティラノサウルスを蘇らせた模様。

 

パーカーはこのことを後悔しているようだが、もう蘇らせてしまってますからね・・・。

 

スパイ集団はパーカー博士の研究レポートを盗むためにやってきた。

 

盗むために研究所内のセキュリティを全て解除。

 

これにより恐竜脱走!

(行ってきまーす!)

 

 

こんなありきたりな展開の中で恐竜は世に放たれることになった。

 

しかし恐竜なんかそっちのけでスパイ集団とパーカー博士たちの戦いがしばらく続く。

 

もちろんこの間も恐竜による被害は相次ぐ。

 

戦う相手間違えてますよ・・・。

 

しかしスパイ集団とパーカー博士がやりあってる最中に研究所の警報が作動。

 

この警報に釣られ再びティラノサウルスが戻ってくる。

(いただきます!)

 

騒音に反応するという無理やりな設定らしい・・・。

 

とりあえず戻ってきたティラノサウルスにスパイ集団の半分くらいやられてしまう。

 

そんな中エミリーが研究所から脱出。

 

それを追いかけティラノサウルスも再び世に放たれる。

 

パーカー達がそれを追いかけるかと思いきや、スパイ集団がパーカーを拘束し研究レポートのありかを聞き出す。

 

そんなことやってる場合じゃないですよ・・・。

 

パーカーは隙を見て脱出→再び拘束される

 

というシーンが続く。

 

もちろん被害は続出してますからね!

 

そんな中夜が明け、エミリーがスピーカーを大量に準備し研究所に戻ってくる。

 

そして音楽を流しティラノサウルスもそれに反応し戻ってくる。

 

ティラノサウルスはスパイ集団を全員蹴散らし、その間にパーカー博士とエミリーは脱出。

 

そしてスパイ集団が証拠隠滅のために設置していた爆弾で研究所を爆破!

 

ティラノサウルスもこれに巻き込まれ死亡するのであった。

 

総評

 

なんともコーマンらしい無理やりな設定からのとりあえずモンスターを暴れまわらせるという映画です。

 

ティラノサウルスの造形はもちろんチープ。

 

まあしかしコーマンらしさが出てて良いと思います。

 

それなりにグロシーンもあるので楽しめる方だとは思います。