エイリアンX
エイリアンX Movie: (3 / 5) 星3個
原題:ALIEN LOCKDOWN
制作:2003年
監督:ティム・コックス
脚本:ロス・ヘルフォード、T・M・バン・ディムボート
出演:ジョン・サベージ、ミッシェル・ゴー
エイリアンパロディ映画は世の中に溢れ返っていますが、その中でも割と本家エイリアンの要素をしっかり入れている映画「エイリアンX」をご紹介します。
それでは最後までご覧ください。
あらすじ
ロッキー山脈の地下深く、極秘裏に建造された合衆国軍事秘密研究所。そこでは、紀元前に地球上に飛来し、今なお生き続けていた凶暴異星生命体を、軍事目的に利用する実験が日夜行われていた。しかし、軍上層部だけが集められた研究結果発表の日、“奴”は突如暴れだし、研究グループを次々と惨殺、施設内を恐怖に陥れる。完全に封鎖された研究所からSOSを受信アンズロー大佐は、女性隊長・タロンが率いる特殊精鋭部隊に生命体抹殺を指令。最新鋭の兵器を搭載する精鋭部隊は、すぐさま“奴”の殲滅のため行動を開始するのだが・・・。
ネタバレレビュー
紀元前1万年前、隕石が地球に衝突。
そこに神秘的な力を持つといわれる石が落下。
(これが神秘的な石)
そして現代にに戻り、数万年眠っていた石が発掘される。
そしてこの石を利用し、凶暴なエイリアンを軍事目的のため遺伝子操作によって開発。
研究結果発表会の際に、エイリアンを開発した博士のウッドマンが何らかのシステムをいじり、案の定エイリアンが暴れだす。
(こんにちは)
救援連絡を受けたアンズロー大佐は、タロンに後始末を命じる。
現地に着いたタロン御一行は、二班に分かれて施設内を調査する。
タロンの班はやっとの思いで何とか生き残った、ウッドマンとウッドマンの助手チャーリーを発見する。
アンズローの命では、この二人を始末することだったが、施設から脱出する際に、必要と考え生かすことに。
しかし一方で、タロンの相棒、マイヤーの班はエイリアンに遭遇し、マイヤー以外全滅となってしまう。
(着ぐるみだが割と本家に似てる??)
マイヤーはタロンに撤退することを提案するが、ヘリの迎えが来るのは12時間後で、施設の外は零下30℃という実質密室状態。
必然とエイリアンを倒すほか手段が無くなったタロン御一行。
その後、タロン達とエイリアンの追いかけっこが暫く続き、さりげなくウッドマンは、タロン達の元から離れる。
(まさかの4足歩行)
ウッドマンは謎の血液を持ってうろうろする。
目的が何かよくわからないが、恐らく、血液でエイリアンを誘き寄せて、隊員たちを餌にさせているではないだろうか。
この後も明確なウッドマンの狙いが全く明かされないのであくまでも私の推測ですが・・・。
とにかくエイリアンを倒したいタロン達だが、エイリアンが繁殖していることを発見する。
(エイリアンベイビー)
さらには、この任務の真の目的は、繁殖であったことが発覚。
要はタロン達はエイリアンに喰われるために来たんですね。
アンズローも酷いやつです。
そんな時、タロンの仲間と思われていたグリーンが、実はアンズローも回し者で、石を奪いに来る。
しかもグリーン曰く、この施設には安全装置が付いており、グリーンが持っている起爆装置で爆発させることが可能とのこと。
グリーンがあっさりエイリアンに殺され、幸いにも、起爆装置を手に入れることができたタロン達。
しかし、タロンの相棒マイヤーもベイビーなエイリアンに瀕死の状態に追い込まれる。
気が付けばウッドマンも死に、タロンとチャーリーのみに。
タロンはエイリアンを誘い出し、そのすきにチャーリーは出口まで逃げることに。
普通に二人で出口まで逃げたら良かったのではないかと思うが、どうしてもタロンとエイリアンの戦闘シーンを作りたかったのでしょう。
何とかエイリアンを刺殺したタロンはチャーリーと共に出口に。
するとそこにアンズローが到着。
あっさりタロンとチャーリーに施設内に閉じ込められ、ベイビーなエイリアンの餌食に。
そしてヘリコプターにて何とか脱出するタロンとチャーリーであった。
総評
けっこう随所に本家エイリアンを意識したシーンが出てきます。
エイリアンの造形も以外と似せてきてるなという印象を受けます。
ストーリーも割とサクサク進んで飽きさせない工夫は見て取れました。
しかし唯一ウッドマンの動きがイマイチよくわからなかった。
もっとウッドマンを悪役にしたら面白くなってたかも・・・。
とりあえず「エイリアン〇〇」と付く邦題映画の中ではマシな方だと思います。
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