アベレーション
アベレーション Movie: (3 / 5) 星3個
原題:ABERRATION
制作:1997年
監督:トム・ボクセル
脚本:ダーリン・オウラ、スコット・リュウ
出演:パメラ・ギドリー、サイモン・ボッセル
モンスターパニックというジャンルもそれなりに人気が高く、最近では中国産のモンパ二映画も増えてきました。
そんな中でも今回ご紹介するのは、トカゲが暴れまわるという少し変わった映画「アベレーション」です。
それでは最後までご覧ください。
あらすじ
雪山に引っ越してきたエイミー。しかしその小屋で物騒な物音がする。さらには飼い猫が何者かに殺される事件が発生。明らかにこの小屋には何者かがいる。自然界の変異(アベレーション)が人類に襲い掛かる。
ネタバレレビュー
エイミーは休暇を利用し雪山の小屋にやってきた。
休暇を楽しもうと羽を広げていたエイミーに近所に住む老人が早くここから立ち去れというが意味がわからないエイミー。
(エイミーと老人)
まあそりゃいきなり理由もなしに帰れてって言われてもね~
しかしエイミーは自分で食べようとしたケーキを何者かに食べられ、何かの気配を感じる。
最初こそ害虫かと思い駆除薬を買いに行ったが、髪の毛に粘着力のある何かがついてしまう。
その後、生物学を研究しているマーシャルと出会ったエイミーは、小屋に招待し、粘着力のある謎の何かについて調査してもらうことに。
(マーシャルはエイミーのことが好きな様子)
しかし小屋に帰ると飼い猫が殺されているのを発見する。
(かわいそうに・・・)
するとマーシャルはトカゲの足跡を発見する。
そして次の瞬間二人の前にトカゲが出現。
しかしエイミーがショップでもらった毒薬を吹きかけ死亡。
もうこんなところは嫌とエイミーが言い出したもんだから、猛吹雪の中、町まで帰ることに。
しかし、案の定視界不良により事故で車大破。
近くに最初に現れた老人の家があるということで向かうことに。
しかしトカゲの襲われ無残な姿に。
(もはやミイラ)
そうトカゲは無数にいたのです。
とりあえずエイミーは後のこと考えず老人の家を爆破。
(もうちょっと考えて行動しろよ・・・)
とにかく再びエイミーの小屋に戻ってきた。
もちろんここにもまだ無数のトカゲがいるが、どんどん変異(アベレーション)しており、強力になっていく。
(進化して銃なんて効きません!)
そんなこんなしている内に5人目の登場人物、ユーリが登場。
どうやらこの人物、エイミーの仕事の元相棒らしい。
そしてその仕事ってのが「詐欺」。
エイミーはユーリを裏切って金を持ち出しこの雪山に来ていたのだ。
主人公普通にクソでした。
とりあえず、クソ主人公の相棒ユーリは粘着力のある物=卵が体に絡まり、そのまんま孵化したトカゲによって死亡。
(卵が~)
とにかく車が手に入った二人は、小屋を爆破し脱出。
しかし車に潜んでいたトカゲにエイミーが現れ、昏睡状態に。
何とか近くにショップまで移動。
エイミーを応急処置しようとすると何とエイミーの足にトカゲが・・・
ここのシーンなかなか痛々しいです。
(足の中にトカゲが・・・)
なんとかエイミーの足からトカゲを取り出したマーシャル。
しかしショップ店員が殺される。
最後のトカゲだけあって非常に強力です。
(毒対策ばっちりのマーシャル)
火で燃やそうとするマーシャルだが変異を続けるトカゲは死なない。
最後は昏睡状態から復活したエイミーがトカゲに銃で応戦して何とか勝利するのであった。
総評
まず登場人物が5人しか出てこない低予算映画です。
人が食べられるシーンはほとんどありませんので、そっち系が好きな方にはお勧めできません。
しかし低予算ながらストーリーで頑張っている印象はありました。
何とか緊迫感のあるシーンを続け、それなりにグロシーンも入れておりそれなりの作品になっています。
またトカゲもCG丸出しという印象がなく結構リアルに見えるレベルとなっています。
トカゲ映画はほかにあまりないので是非1度見てみてはいかがでしょうか。
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