ヴァイス
ヴァイス Movie: (1.5 / 5) 星1.5個
原題:VISIOUS
制作:2002年
監督:マット・グリーン
脚本:マーチン・ケリー
出演:トム・サヴィーニ、ブリンク・スティーブンス
よくモンスター映画であるストーリーで「生物兵器を作る」というものがありますが、実現するとどんだけ恐ろしいことなのか理解して開発してるんでしょうか、、、
さて今回ご紹介するのは生物兵器を作ろうとして、モンスターが暴れまくる映画
「ヴァイス」です。
それでは最後までご覧ください。
あらすじ
戦場で使用する新兵器の研究開発責任者の陸軍大佐ハードウィックが極秘に進めてきた「PCMR300」計画。この新種の生物の実地実験を無許可で基地内で開始する。この生物は血の匂いのする場所に姿を現し、瞬時に人間を喰い殺す。その結果、基地周辺で市民がナゾの失踪を遂げる事件が相次ぎ、ついに軍上層部はハードウィックへ計画中止の指令を下す。実はこの生物観察のため現地へ送られた元兵士のケインが命令に背いて生物に餌として人間を与えていたのだった。何とかこの計画が世間に知られる前に証拠を消そうと、2名の海兵隊員がケイン殺害の命を受けて現地へ派遣されるが、彼らもケインと凶暴な生物によって殺されてしまう。そんな時、4人の若者が釣りをするため湖にキャンプにやって来た。彼らのうちの2人はバーで近づいてきたケインに、基地内にある湖で大物が釣れると気かされ、さっそく行ってみることにするが、これはケインの罠だった。残る2人はいつまで経っても帰らぬ仲間を心配し、彼らを探しに基地内に入ると、そこで待ち受けていたのは、巨大な未知のモンスターの姿だった・・・。
(パッケージ解説文から引用)
ネタバレレビュー
冒頭夫婦が何者かに追われているシーンから始まります。
旦那は何者かに銃で撃たれ、女性は気絶させられた後にモンスターに喰われます。
しかしモンスターは映し出されず、多少牙が見える程度。
勿体ぶりますね~
この夫婦を皮切りに実験基地局付近の住民が行方不明になっている事件が発生。
これを受けて、軍の上層部は大佐に研究中止を決める。
大佐は安全は担保されており、実験中止なんてありえないと言うが権力に屈し、2名の兵士を送る。
強力なモンスターとその飼い主ケインを止めるのに2名じゃ無理だろ、、、
その頃、ダグ率いる若者4名はキャンプのため基地周辺に遊びに行くことに。
(さえない男とフツメンの女性が今回の主人公)
そんなこんなしている内に犠牲者は増えていきます。
(凄い牙、こんな映像しかしばらく出ません)
(彼氏が襲われて腰が抜ける彼女)
ダグ達はキャンプを楽しむが、ダグの友人のパリピのスティーブとデブのハルは酒を飲みにバーまで行く。
そこでケインと遭遇し、基地内の湖に行くように誘導される。
(今作のクズキャラ・ケイン)
スティーブとハルが湖に向かっている最中に、さっき彼氏を殺され腰をぬかしていた女性と遭遇。
何と生きてたんですね。
しかしその直後、ハルは銃殺され、スティーブは落とし穴に落ちてしまう。
女性もケインに縛られ万事休す。
同時に大佐の命令を受けて来ていた兵士達もケインとモンスターに殺され死亡。
(酷いCG)
ケインは大佐からモンスターの観察の任務を任されていたが、自らモンスターの飼育をしている模様。
目撃者も始末して、モンスターの餌にしているとのこと。
これだけ行方不明者がいて事件が明るみにでていないのはこういうことらしい。
ダグとその彼女バーバラはスティーブとハルがなかなか戻ってこないということで、探し出すことに。
ここまで約1時間だが、主人公らしきこの二人の出番はほとんどない。
捜索中モンスターに追われるも何とか逃げ切るというシーンがしばらく続きます。
すると何と死んだと思われていた女性に遭遇
(しぶとい!)
どうやって逃げ切ったのかわからないが、サブキャラにしては凄くしぶとい。
と思いきや次の瞬間ケインに銃殺される。
何のために生かしておいたんだか、、、
何とかモンスターの餌を確保したいケインと、この場から脱出したいダグ達の決闘が開始されるが、盛り上がる前にモンスターがケインを喰い終了。
(飼い主に反抗するモンスター)
その後ケインの車を利用しバーバラの運転で逃げるが湖に落ちてしまう。
しかしケインの車は特殊なしかけがしており、爆弾のタイマーが勝手に作動してしまう。
おいおいどんな車やねん!
ダグとバーバラはこの爆弾を利用しようと、自ら出血させ血の匂いでモンスターを誘い込む。
そしてタイミング良く爆発!
結局は爆発落ちでした。
総評
結局よくわからないモンスターが暴れる今作ですが、2002年制作の映画にしては古臭い。
CGの酷さはもちろん役者の演技もイマイチ。
ストーリーに緊迫感がないのも致命的。
盛り上がる場所が全くないので、相当暇な方限定でご覧になってください。
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